1 若手・中堅社員は「社長」のことを、こう見ている!
「いまどきの若手・中堅社員は、社長(自分)のことを何だと思っているのか!」
社長の皆さん、そんないら立ちを感じることはありませんか? 若手・中堅社員の自分への態度が、理解できないこともあるでしょう。この記事では、20代、30代、40代の社員400人から回答を得た、自社の社長をどのように見ているかに関するアンケートの結果を、前後編に分けてお送りします。
次の2点の質問について、得られた回答を7つの項目に分類して紹介します。
- 「あなたの会社の社長を頼もしいと感じた瞬間はどのようなときでしょうか?」
- 「あなたの会社の社長を残念だと感じた瞬間はどのようなときでしょうか?」
回答内容の中には、「人の気持ちも知らないで…」と感じる意見が少なくないかもしれません。でも、もし1つでも「なるほど」と思えるものがあれば、他山の石として、参考にしてみてはいかがでしょうか。若手・中堅社員との距離が少し縮むかもしれません。アンケートは2025年4月に、インターネットを通じて行いました。回答の中で、明らかに誤字と思われる表記などは修正しています。また、後編についてはこちらをご確認ください。
2 社長の仕事ぶりが注目されています
1)第1選:仕事ができてこそ社長たるもの
社長は、名監督兼名選手であることが求められているようです。
2)第2選:仕事への向き合い方も見られています
社員の前ではつらい顔ができないのが、社長のつらいところです。
3 組織のトップとしての自覚が求められています
1)第3選:社員は社長のリーダーシップに期待しています
やはり社長には、トップとしての力量が求められているようです。
2)第4選:社員を大切に扱っていますか?
社長から「大事だ」と言われると、お世辞だと思っていても社員はうれしいものです。そして、社員を怒りのはけ口にするのは、控えたほうがよさそうです。
3)第5選:話し上手に聞き上手
話すのも上手、聞くのも上手。社長のハードルは高い!
4 「社長として」よりも「人として」?
1)第6選:“人間力”が重要です
トップでいるには、1人の人間として尊敬されることも重要です。
2)第7選:他にはこんなところも……
社長はこんなところまで見られています。
以上(2025年6月更新)
pj10056
画像:いらすとや