活用する機会の例

  • 月次や週次などの定例ミーティング時の事故防止勉強会
  • 毎日の朝礼や点呼の際の安全運転意識向上のためのスピーチ
  • マイカー通勤者、新入社員、事故発生者への安全運転指導 など

警察庁の統計によると、交通事故における歩行者や自転車の死者数の約半数は、自宅付近で発生した事故によるものです。また歩行者と車両の事故では、時速30kmを超えると歩行者の致死率が高くなります。

このため生活道路の交通安全対策として「ゾーン30」「ゾーン30プラス」が進められています。これら生活道路の交通安全対策を理解し、歩行者や自転車を保護する運転を心がけましょう!

画像1

※出典:国土交通省ウェブサイト、「ゾーン30プラス」に関する2021年8月26日報道発表の別添資料を当社加工
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001419903.pdf

1.「ゾーン30」とは

画像2

  • 「ゾーン30」とは、生活道路における歩行者や自転車の安全な通行を確保するため、生活道路を含む定められたエリアで最高速度が30km/hの速度規制を実施するエリアです。
  • エリア内では走行速度を規制するだけでなく、抜け道としての通行を抑制・排除する交通安全対策が行われています。
  • スクールゾーン(時間通行禁止)と組み合わせることもあります。

画像3

2.「ゾーン30プラス」とは

「ゾーン30プラス」とは、交通規制(ゾーン30)に物理的デバイスを加え、歩行者や自転車を守ろうとしているエリアです。

警察と道路管理者が緊密に連携し、地域住民等の合意形成を図りながら、生活道路における人優先の安全・安心な通行空間の整備・拡充を順次進めています。

画像4

※出典:国土交通省ウェブサイト、「ゾーン30プラス」に関する2021年8月26日報道発表の別添資料を当社加工(https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001419903.pdf

「ゾーン30」や「ゾーン30プラス」は、歩行者や自転車にとって危険があり、運転者から見ても、子供の飛び出しなど予測できないような行動により、重大な交通事故につながりやすい場所に設けられています。

ドライバーの皆さんは、「ゾーン30」や「ゾーン30プラス」の交通安全対策を理解し、歩行者や自転車の安全に配慮した思いやりの運転を心がけましょう。

以上(2022年1月)

sj09024
画像:amanaimages

Leave a comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です