書いてあること
- 主な読者:各業種の産業規模、経営指標などを知りたい経営者
- 課題:さまざまなデータを集める必要があり、時間や手間がかかる
- 解決策:事業所数や製造品出荷額等から近年の動向を把握する。経営指標で各業種の平均値を知る
1 業界動向
1)業界全体
2019年の製鋼・製鋼圧延業の事業所数は71事業所(対前年比100.0%)、従業者数は2万6875人(対前年比101.5%)、製造品出荷額等は2兆8601億5500万円(対前年比92.1%)となっています。
1事業所当たりの従業者数は379人(対前年比101.5%)、現金給与総額は23億9000万円(対前年比102.8%)、原材料使用額等は301億7200万円(対前年比84.7%)、製造品出荷額等は402億8400万円(対前年比92.1%)、付加価値額は81億4000万円(対前年比109.7%)となっています。
従業者1人当たりの現金給与総額は631万円(対前年比101.3%)、製造品出荷額等は1億642万円(対前年比90.8%)、付加価値額は2150万円(対前年比108.1%)となっています。
製造品出荷額等に占める原材料使用額等比率は74.9%(対前年比91.9%)、同付加価値額比率は20.2%(対前年比119.0%)、同現金給与総額比率は5.9%(対前年比111.6%)となっています。
2 品目別・都道府県別出荷金額ランキング(2019年実績)
経済産業省「2020年工業統計表 品目別統計表」には、製鋼を行わない鋼材製造業(表面処理鋼材を除く)関連の品目が掲載されていないため、ここに紹介することができません。
3 経営指標
以上(2022年1月)
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