活用する機会の例
- 月次や週次などの定例ミーティング時の事故防止勉強会
- 毎日の朝礼や点呼の際の安全運転意識向上のためのスピーチ
- マイカー通勤者、新入社員、事故発生者への安全運転指導 など
近年、通勤やデリバリーなど自転車の利用の増加に伴い、自動車と自転車との事故のリスクも高まっています。
自動車と自転車との事故は、重大事故になる可能性が高いため、ドライバ―は自転車の動きに対して十分な注意を払う必要があります。
そこで今回は、自転車との事故を回避するためのポイントをまとめてみました。
1.自転車の事故の状況と自転車の特性
◆自転車の事故の状況
警察庁の統計によると、令和3年中の交通事故では、 20%超が自転車関連事故であり、そのうち約80%が自動車を当事者に含む事故となっています。
一方、自転車乗用中の事故類型(円グラフ)を見ると、出会い頭の事故が約半数であり、ついで左折時、右折時の事故が多くなっています。
自動車と自転車との事故は、見通しの悪い交差点や道幅の狭い生活道路で多く発生していると考えられ、ドライバーが自転車の特性を踏まえた予測運転をしていれば、事故を防止できたかもしれません。
◆自転車の特性と予測
2.自転車との事故回避のポイント
3.重大事故を起こさないために
自転車との事故は、自動車が低速であったとしても、自転車の乗員が路面等に投げ出され致命的な事故になる危険性があります。
最近見かける自転車によるスマホの「ながら運転」は、急な飛び出し、突然の進路変更など思いもよらない動きをする可能性があります。また夜間の自動車の走行は、視認性が低下するため自転車を見つけにくく、追突等の可能性があります。
これらのケースで事故が発生すると、重大事故になる可能性が高いと考えられます。自転車との接触事故を起こさないよう、自転車の有無の確認や自転車の特性を踏まえた危険予測を徹底しましょう。
以上(2022年4月)
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画像:amanaimages