皆さま、こんにちは。いつも私のコラムを読んでくださり、SNSでシェアしていただき、愛りがとうございます(愛+ありがとう)。今回は、海外スタートアップと日本国内で連携する方法をお伝えしたいと思います。

1 グローバルに成長するための5つの方法

グローバルにビジネスを成長させようと考えたら、どのように海外進出したら良いかと社内会議を繰り返し、海外アドバイザーの意見を聞き、現地視察に行って現地パートナーを見つけるか、自社で海外法人を立ち上げるかという方法が一般的でしょう。

あるいは、海外の企業を買収して、短期から中期の成長につながる経営を目指したり、海外のスタートアップ企業に投資して、長期的なリターンを見込んだりする企業も少なくありません。

もう一度まとめます。グローバルに成長するためには、以下の4つが主に日本企業で行われているビジネスの進め方です。

No.1 海外の現地パートナー企業と連携
No.2 海外法人を立ち上げ
No.3 海外の企業を買収
No.4 海外の企業に投資

これらに加えて、全く新しいビジネスのやり方であるNo.5をご紹介します。それは、

No.5 日本に進出したい海外のスタートアップ企業と連携

という方法です。

では、どのようにすれば有望な海外のスタートアップ企業を見つけて、連携することが可能になるのでしょうか?

また、日本に進出しようとしている海外のスタートアップ企業は、日本企業に何を求めているのでしょうか?

これらの点を、私もメンターを務めている「Startupbootcamp Scale Osaka」を例に紹介します。お互いのニーズが上手く重なり合う時に、より良いシナジー効果が生み出され、お互いの成長につながります。

2 Startupbootcamp Scale Osakaとは?

最近、大阪でもStartupbootcamp Scale Osakaという世界18都市で開催されているスタートアッププログラムが始まりました。私もメンターを務めており、英語で海外から来たスタートアップ企業にメンタリングしております。

Startupbootcamp Scale Osakaの目的は、全世界のスタートアップ企業と開催都市のパートナー企業との協業を支援することです。そのために、特定のテーマに特化した(業界特化型)アクセラレーションプログラムを提供しています。それぞれの業界に適したメンターやパートナー、投資家のグローバルなネットワークを提供し、スタートアップの急速な事業拡大を促進します。

ビジョンは、「大阪にて、グローバルなスタートアップの日本参入をサポートすること」です。トップテクノロジー企業を日本に誘致することで、関西のイノベーションエコシステムをさらにグローバルに成長させ、関西に世界の人々がビジネスを展開しに来ることを目指しています。

「新しい市場参入プログラム」としても活用されるStartupbootcampは、グローバルで成長しているスタートアップを引きつけて、世界各地でブートキャンプを行うことにより、その都市にある大企業と連携できる機会を設けるためのプログラムを特別に設計しています。

日本で最初のプログラムであるStartupbootcamp Scale Osakaは、巨大なマーケットである日本への効果的な参入を促すために始まりました。

Startupbootcamp Scale Osakaを示した画像です

3 世界中から選りすぐりのスタートアップだけを大阪へ招待

Startupbootcamp Scale Osakaにおけるスタートアップの選定については、厳選されたプロセスがあります。第1回のプログラムには、世界中から455社の申し込みを受け取った後、パートナーと共に13社のスタートアップをプログラムに招待しました。

レイターステージのスタートアップ企業を受講生としてターゲットにしており、投資を提供したり、スタートアップ企業からエクイティを取得したりせずに、無料でオフィススペースやメンタリングのセッティングを行います。

このことで、世界中からスケールアップを目指す良いスタートアップを引きつけることができます。

また、投資を求めているスタートアップがいた場合は、信頼しているベンチャーキャピタルの紹介も行います。例えば、パートナー企業である阪急電鉄株式会社(業務代行者:阪急阪神不動産株式会社)と株式会社JR西日本イノベーションズはコーポレートベンチャーキャピタル部門を有しています。

4 どのように支援するのか?

Startupbootcamp Scale Osakaのプログラムでは、重要なストラテジックアドバンテージ(戦略的優位)を提供することで、資金援助を受けたスタートアップの日本進出を支援しています。

1)パートナー企業

さくらインターネット株式会社、株式会社JR西日本イノベーションズ、株式会社電通、日本たばこ産業株式会社、阪急電鉄株式会社(業務代行者:阪急阪神不動産株式会社)、株式会社三井住友銀行、株式会社読売新聞大阪本社の大企業7社が我々のパートナー企業です。これらの企業はスタートアップとの実証実験やパイロットプロジェクトを実施するためにプログラムに参加しています。これによってスタートアップが国内で顧客を獲得することが可能になります。

2)専門家によるビジネス開発サポート

チーム内にシニアビジネスデベロップメントの専門家がおり、スタートアップと提携して日本でのビジネス開発を支援しています。このサポートは非常に実践的であり、スタートアップが日本でできるだけ早く市場シェアを獲得することを目的としています。

3)ワークショップやメンタリング

日本を拠点としている70人以上の起業家や専門家のノウハウとネットワークを提供するワークショップやメンタリングプログラムがあり、プログラム中に各スタートアップが様々な日本固有の課題に直面した際に、各々に合わせた解決方法をチームで考案します。

4)大学との連携

一流の地元大学と連携し、スタートアップが日本でのチームを立ち上げる際に、学生や卒業生とつながることのできる機会を提供します。

5)ネットワーキングの提供

グローバルRainmaking InnovationとStartupbootcampのネットワークを用い、多くのノウハウやネットワーキングを提供してスタートアップをサポートします。

6)コワーキングスペース

12週間のプログラムの期間中、スタートアップはGVH#5で無料のコワーキングスペースを利用できます。GVH#5は、梅田駅から数分の大阪中心部にあるスタートアップコワーキングスペースです。

7)チームスタッフ

大阪にあるStartupbootcamp Scale Osakaチームはフルタイムで働き、スタートアップが上記のすべてに最適にアクセスできるよう支援します。

5 日本にいながら海外のスタートアップとの連携の重要性

筆者は、国内の大企業と国内のスタートアップ企業の連携によるオープンイノベーションも重要だが、海外から日本に進出したいレイターステージのスタートアップ企業と国内の企業が連携することにより、世界のイノベーティブなサービスやプロダクトの日本での成長をサポートすることも、新しい価値を生み出し、日本および世界の経済の発展に繋がると確信しています。

ぜひ、そのような目線を持って、グローバルに成長するための新しい方法として海外のスタートアップ起業にも注目して欲しいと思います。

皆さん、最後まで読んでくださり、愛りがとうございます(愛+ありがとう)。森若幸次郎ことジョンがお届けいたしました。

●Startupbootcamp Scale Osaka のサイト
https://www.startupbootcamp.org/accelerator/scale-osaka-jp/

以上

※上記内容は、本文中に特別な断りがない限り、2019年11月27日時点のものであり、将来変更される可能性があります。

※上記内容は、株式会社日本情報マートまたは執筆者が作成したものであり、りそな銀行の見解を示しているものではございません。上記内容に関するお問い合わせなどは、お手数ですが下記の電子メールアドレスあてにご連絡をお願いいたします。

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