QUESTION

契約社員が期間満了によって退職する際の退職理由は「契約期間満了」か、「自己都合」のどちらになりますか。

ANSWER

契約期間の最終日に退職する場合は、「契約期間満了」となります。契約期間の途中に本人が退職を希望した場合は、「自己都合」となります。

解説

雇用された時点から、3年未満であれば、期間の定めがある労働契約が複数回更新されていても、退職理由は「契約期間満了」となります。
ただし、失業給付上は会社から更新しなかった場合、会社都合と同等に扱われます。
また、期間の定めがある労働契約が1回以上更新され、雇用された時点から継続して3年以上引き続き雇用されている場合であり、その契約の更新をうち切る時期があらかじめ明らかにされていない場合には、離職時の具体的事情に応じて、契約期間満了でも、失業給付の受給に関しては、事業主都合による解雇と同等、自己都合による退職などとみなされます。
注)退職理由は個別の事情により異なることがあります。

※本内容は2024年2月29日時点での内容です。
 <監修>
   社会保険労務士法人中企団総研

No.99060

画像:Mariko Mitsuda

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