1 抜け毛と生活習慣との関係
☆毛が抜ける原因とは?
遺伝による薄毛など先天的な要因からくるものもありますが、生活習慣に由来することが多いようです。
☆生活習慣の主な原因
●ストレス
頭皮の毛細血管が収縮し、栄養の供給が停滞すると髪が抜けやすくなる。
●脂肪の摂り過ぎ
動物性たんぱく質や脂肪の摂り過ぎは頭皮の血管を詰まらせ髪の成長を妨げる。
●栄養不足
血液中の栄養分は髪に運ばれるのが一番最後になるため、食事でしっかり栄養を摂らなければ髪まで栄養が行き渡らず、栄養不足に。
●たばこ
タバコに含まれるニコチンが自律神経を刺激し血管を収縮させ血流が悪くなり、血行不良を招き髪への栄養不足となる。
●お酒の飲みすぎ
体の機能バランスが崩れ、栄養分が体に行き渡らなくなり頭皮・髪の栄養不足を招く。
●睡眠不足
髪は夜に成長するので睡眠不足は髪にも良くない。
生活習慣を見直す事が抜け毛防止につながります。
体も髪の毛も健康を目指しましょう。
2 快適な睡眠のために
前日の疲れが残っていて、目覚めが悪いという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
健康を維持するためには、食生活や運動だけではなく、休養にも目を向けることが大切です。
厚生労働省が定めている「健康づくりのための睡眠指針」によると、快適な睡眠のための7箇条として、下記の7つのポイントが挙げられています。
●快適な睡眠でいきいき健康生活
適度な運動で熟睡を促し、起床をしたら朝食を食べることで、身体を目覚めさせましょう。
●睡眠は人それぞれ、日中元気ハツラツが快適な睡眠のバロメーター
快適な睡眠のための睡眠時間、睡眠パターン等は個人差があります。
大切なことは、日中にしっかり目覚めて過ごせているかです。
●快適な睡眠は、自ら創り出す
睡眠の質の低下につながるので、寝る前のアルコールやカフェインは避けましょう。
寝室は、不快な音や光を防ぐ環境にし、自分にあった寝具を使うなどの工夫することも大切です。
●眠る前に自分なりのリラックス法、眠ろうとする意気込みが頭をさえさせる
睡眠前はゆっくり入浴をする、ストレッチ、音楽、軽い読書等、自分にあった方法で心身共にリラックスするよう心がけると熟睡を促します。
●目が覚めたら日光を取り入れて、体内時計をスイッチオン
目が覚めたら適度な日光を浴びるようにしましょう。
休日の寝だめや、夜更かしは、翌日の朝がつらくなるので、注意が必要です。
●午後の眠気をやりすごす
長い昼寝、夕方以降の昼寝は、夜の睡眠に悪影響を及ぼすことが多いです。
20分前後の短い昼寝でリフレッシュし、うまく午後の眠気をやりすごしましょう。
●睡眠障害は、専門家に相談
寝付けない、しっかり寝ても日中の眠気が強い等が続くような場合、一人で悩まず医療機関へ相談をしましょう。
以上(2023年1月)
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画像:photo-ac