近年、早期離職する若手社員が増えており、その対策として「オンボーディング」に注目が集まっています。オンボーディングは、もともと新入社員が業務を遂行するために必要な知識・技能を身に付けるための講習会や勉強会を指す言葉でした。しかし、昨今は、新入社員に仕事や風土、就労環境などに慣れてもらうための活動の総称として使われるようになっています。
本冊子では、新卒の新入社員が会社になじみ、定着するまでのオンボーディングについて解説します。オンボーディングのプロセスを「入社1~3年目」「入社3~5年目」「入社5~7年目」の3つの時期に分け、それぞれの時期にありがちな離職要因とその対応策を解説します。