書いてあること
- 主な読者:各業種の産業規模、経営指標などを知りたい経営者
- 課題:さまざまなデータを集める必要があり、時間や手間がかかる
- 解決策:事業所数や製造品出荷額等から近年の動向を把握する。経営指標で各業種の平均値を知る
1 業界動向
1)業界全体
2019年の金属線製品製造業(ねじ類を除く)の事業所数は667事業所(対前年比97.5%)、従業者数は1万2064人(対前年比98.6%)、製造品出荷額等は3142億2300万円(対前年比101.4%)となっています。
1事業所当たりの従業者数は18人(対前年比101.1%)、現金給与総額は7300万円(対前年比103.9%)、原材料使用額等は2億8000万円(対前年比105.0%)、製造品出荷額等は4億7100万円(対前年比104.0%)、付加価値額は1億7300万円(対前年比102.2%)となっています。
従業者1人当たりの現金給与総額は404万円(対前年比102.8%)、製造品出荷額等は2605万円(対前年比102.9%)、付加価値額は958万円(対前年比101.1%)となっています。
製造品出荷額等に占める原材料使用額等比率は59.5%(対前年比101.0%)、同付加価値額比率は36.8%(対前年比98.3%)、同現金給与総額比率は15.5%(対前年比99.9%)となっています。
2)くぎ製造業
2019年のくぎ製造業の事業所数は18事業所(対前年比105.9%)、従業者数は468人(対前年比102.2%)、製造品出荷額等は205億3800万円(対前年比75.4%)となっています。
3)その他の金属線製品製造業
2019年のその他の金属線製品製造業の事業所数は649事業所(対前年比97.3%)、従業者数は1万1596人(対前年比98.5%)、製造品出荷額等は2936億8500万円(対前年比103.9%)となっています。
2 品目別・都道府県別出荷金額ランキング(2019年実績)
品目別・都道府県別出荷金額ランキング(2019年実績)は次の通りです。
3 経営指標
以上(2022年1月)
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