活用する機会の例
- 月次や週次などの定例ミーティング時の事故防止勉強会
- 毎日の朝礼や点呼の際の安全運転意識向上のためのスピーチ
- マイカー通勤者、新入社員、事故発生者への安全運転指導 など
運転者は、さまざまな道路標識を見ながら運転しています。安全運転にはそれら道路標識について正しく理解している必要があります。もしも運転中に道路標識を見落としたり、その意味が分からなかったりすると、交通違反をしてしまったり、交通事故を起こしてしまうといったことに繋がる可能性があります。
そこで、今回は道路標識について考えたいと思います。
1.道路標識の種類と役割
道路標識には本標識4種類と補助標識があります。
案内標識は、地名や距離などを示して通行の便宜を図ります。警戒標識は、道路上の危険や注意すべき状況などを運転者に知らせて注意を促します。規制標識は、特定の交通方法を禁止、または指定します。指示標識は、特定の交通方法や道路交通上決められた場所などを指示します。
そして、補助標識は、本標識と合わせて取り付けられ、規制等が適用される時間や区間、自動車の種類などを特定し、規制内容を補足します。
道路上には多種多様な道路標識があり、歩行者や車が道路を安全かつ円滑に利用するうえで重要な役割を担っています。
したがって、運転者一人一人が道路標識を意識し、その意味を正しく理解して交通ルールを守ることが大切です。
2.間違いやすい道路標識
一見、似ている道路標識でも意味が異なります。例えば、以下の道路標識などは間違いやすいと言われている標識です。
3.道路標識を意識しましょう
道路標識を間違って理解していたり、運転中に標識を見落としたりすると、交通違反や交通事故の原因となる可能性があります。標識の意味が分からない時は交通教本等で確認することが大切です。
運転中は道路標識に意識を向けるようにして、安心・安全・快適なドライブを楽しみましょう。
全日本交通安全協会 「わかる 身につく 交通教本」https://www.jtsa.or.jp/about/teaching.html
国土交通省 「道路標識一覧」https://www.mlit.go.jp/road/sign/sign/douro/ichiran.pdf
以上(2024年1月)
sj09101
画像:amanaimages