【ポイント】
- レトロゲームは最近のゲームほど洗練されていないが、その「手作り感」にホッとする
- AIの進化はすさまじいが、人間にしかできない仕事もまた存在する
- 「便利なものは使いつつ、人にしかできないことも大切にしていくバランス感覚」が大切
おはようございます。今日は「コンピュータゲーム」をテーマに話をします。今や日本では毎月のように、新しいゲームソフトが発売され、今年の9月には東京でゲームの祭典「東京ゲームショウ2025」が開催されるなど、大きな盛り上がりを見せています。私は最近のゲームにはあまり詳しくありませんが、それでもテレビCMなどで、美しいグラフィックの世界を、3Dのキャラクターが縦横無尽に動き回る映像を見せられると、「ゲームの進化ってすごい!」と感じます。
一方、ここ数年ちょっとしたブームになっていたのが、昭和の時代に流行した、いわゆる「レトロゲーム」です。グラフィックのビットは粗く、奥行きのない平面の世界で、2Dのキャラクターを操作する。最近のゲームに比べると物足りないかもしれませんが、そんなレトロゲームに、昭和世代の大人だけでなく、若い人たちまでもが熱中するそうです。
考えてみれば、今はスマートフォンで何でもできるし、AIも出てきて、便利すぎるくらい便利な世の中になってきました。そんな世の中にあって、良い意味でそこまで洗練されていない、「人の手」を感じるものが存在することで、人々はその「手作り感」にホッとするのかもしれません。
最近はAIを使えば、文章も書けるし、絵も描けるし、計算も一瞬でやってくれます。「このままじゃ、いつか人の仕事はなくなるのでは……」と心配になるくらいの勢いです。しかし、AIにはできないこともあります。例えば、「この人、今日はちょっと元気ないな」「なんか空気がピリッとしているな」という場面に出くわした際、相手に合わせて言い回しを変える、気を利かせてフォローするなど、そういう細やかな温かみを見せるのは、やはり人間の仕事なのかなと思います。
私たちに必要なのは、「便利なものは使いつつ、人にしかできないことも大切にしていくバランス感覚」です。「レトロな温かさ」と「最新の便利さ」、両方をうまく使いこなせたら、もっとスムーズに、そして気持ち良く仕事ができるはずです。
今日も、ちょっとした気配りや丁寧さ、そんな、AIとはまた違う“あなたらしい仕事”を一つでも増やしていきましょう!
以上(2025年6月作成)
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画像:Mariko Mitsuda