今日は、2021年を、皆さんがどのような年にしていくか、そのヒントになる出来事をお話ししたいと思います。

先日、私は当社の大事なお客さまから相談を受けました。そのお客さまの会社では、来年度に向けて新商品を開発しようとしており、それに関して、いわゆる「ユーザーインタビュー」のようなことをしたいとのことでした。

具体的には、新商品のターゲット層となる経営者何人かに、インタビュー形式で、新商品に関連したことを質問していくという内容です。インタビューの目的は、「新商品に、本当にニーズはあるか」「自分たちが想定している活用シーンは本当にあり得るか」「どのような機能が喜ばれそうか」などを明らかにすることでした。お客さまは、私に、「インタビュー相手となる経営者は初対面の人がいい。4~5人ほど紹介してもらえないだろうか」と相談してきたのです。

相手は、日ごろ大変お世話になっており、当社の新規事業立ち上げのきっかけもつくってくれたとても大事なお客さまです。皆さんなら、どういう人を紹介するでしょうか。

どんな人がいいか色々と考えましたが、私は結局、「本気の人」にしようと決めました。ビジネスや人に真っすぐ向き合い、心から感謝し、人に寄り添える人。世の中を良くしようと真剣に思い、困難に立ち向かっていける人。厳しいことでも、言うべきことは毅然と言える人。

それが私の考える「本気の人」であり、今回、私はそうした人たちをお客さまに紹介しました。自身のビジネスとは全く関係ないインタビューにもかかわらず、その人たちは忙しい中、時間を調整し、「少しでもお役に立てれば」と言いながらしっかりと答えてくれました。本当にありがたいことです。

インタビューをした後、お客さまは、こう話してくれました。「正直に言うと、甘く見ていた。予想を遥かに超えて皆さんが真剣に答えてくれたので、自分たちの考えが不十分なことがよく分かった。そこまで考えて商品をつくっていないと気付いたし、目が覚めた。そういう意味では厳しい内容だったが、インタビューとしては大成功。とても感謝している。ここからまた頑張りたい」。

「本気」は「本気」を生みます。インタビューを受けてくれた人たちの真摯な姿勢が良い影響となり、お客さまもギアを上げ、「本気」になったのではないか。私はそのように感じています。

さて、皆さん。私が言いたいことはもう分かるでしょう。今年はぜひ、「本気」の年にしてください。仕事の進め方、人との関わり方、働き方、生き方。今年はそれらが大きく変わり、皆さんも、さまざまなことを考えさせられたはずです。今年は、それを行動に移しましょう。本気で考え、本気で動く。そうすれば、必ず道は拓けます。2021年を、皆さん一人ひとりが、「本気で輝く年」にしていきましょう!

以上(2020年12月)

pj17035
画像:Mariko Mitsuda

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