もうすぐ新年度を迎えます。皆さんは、どのような新年度にしていきたいですか。今日は皆さんに、当社が新年度からどのようなことに取り組むかを伝えますので、それを踏まえて、各自、新年度に自分が何をしていくべきかを考えてみてください。

当社は新年度から、さまざまな変化を実現していくことになります。例えば、これまで温めてきた新規事業をいよいよ形にします。営業面でも、既存市場の顧客だけでなく、新しい市場を開拓していきます。そうなると、プロモーションの方法も変えていかなければなりません。今ある商品やサービスの在り方を見直すことも必要です。

そうしたさまざまな新しいチャレンジや変革を実現していくために、働き方改革にも、より本格的に取り組まなければなりません。

そのためには、今までと同じ仕事の進め方では限界があります。改善すべきところは大いに変えていかなければなりません。一つ一つの仕事について、皆さん一人ひとりがスピードアップすることも必要です。

どうですか。ここまで、新年度からやるべきことについて、一部を挙げてみましたが、皆さんは、どのように感じたでしょうか。「正直言って、いろいろと変えていくのは大変そうだ」と尻込みしたくなる人もいるかもしれませんが、私一人や、一部の人間だけでは会社を変えていくことはできません。全員の力が必要です。

そこで、皆さんに真剣に考えてもらいたいのは、「会社を変えることに対して、自分はどのように貢献することができるか」ということです。

例えば、新しいことにチャレンジするため、今までとは違った分野のネットワーク構築に努めようと、より社外に出る機会を増やすという方法もあるでしょう。あるいは、皆が今よりも効率的に仕事が進められるよう、オペレーションの方法を見直したり、新しいツールを学んで導入したりすることで貢献しようと思うかもしれません。

考えられる貢献の方法は人によってさまざまですが、重要なのは、一人ひとりが「今の自分よりも、もう一段上の自分になろう」とすることです。そうして、それぞれが「できること」を増やしていけば、それが全体として大きな変化を生み出す力になるからです。

新しいことにチャレンジしたり、物事を変えたりするのは簡単ではありません。私が皆さんに求めることも、難易度、スピードともにグレードアップしていきます。皆さんは、うまく進められず、壁にぶつかったり、逃げ出したくなったりするかもしれません。そうしたときは、「困っています」と声を出し、周りに助けを求めてください。どうすればよいか、皆で知恵を出し合って考えていきましょう。一人ひとりが「もう一段上」を目指し、そして困ったときは全員で考える。それが当社の進化の仕方です。新年度、全員で、「大いなる進化」を遂げていきましょう。

以上(2019年3月)

pj16949
画像:Mariko Mitsuda

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