2023年の印刷・同関連業は、事業所数13,371、従業者数244,616人、製造品出荷額5兆934億円と出荷額は微増傾向です。オフセット印刷が中心で従業者1人当たり製造品出荷額は約2,082万円。原材料比率は約49.3%と高く、製版・製本・関連サービスは出荷減で事業所・従業者は縮小傾向にあります。コスト管理と付加価値向上、デジタル化・非紙分野への転換が課題です。
1 業界動向
1)業界全体
2023年の印刷・同関連業の事業所数は1万3371事業所(対前年比98.9%)、従業者数は24万4616人(対前年比98.7%)、製造品出荷額等は5兆934億4800万円(対前年比100.9%)となっています。
1事業所当たりの従業者数は18人(対前年比99.8%)、現金給与総額は7700万円(対前年比99.7%)、原材料使用額等は1億8800万円(対前年比104.0%)、製造品出荷額等は3億8100万円(対前年比102.0%)、付加価値額は1億6900万円(対前年比99.8%)となっています。
従業者1人当たりの現金給与総額は423万円(対前年比99.9%)、製造品出荷額等は2082万円(対前年比102.3%)、付加価値額は923万円(対前年比100.0%)となっています。
製造品出荷額等に占める原材料使用額等比率は49.3%(対前年比101.9%)、同付加価値額比率は44.3%(対前年比97.8%)、同現金給与総額比率は20.3%(対前年比97.7%)となっています。

(出所:経済産業省「経済構造実態調査(製造業事業所調査)」を基に作成)
2)オフセット印刷業(紙に対するもの)
2023年のオフセット印刷業(紙に対するもの)の事業所数は8560事業所(対前年比99.4%)、従業者数は15万7016人(対前年比99.1%)、製造品出荷額等は3兆2659億1900万円(対前年比100.8%)となっています。

(出所:経済産業省「経済構造実態調査(製造業事業所調査)」を基に作成)
3)オフセット印刷以外の印刷業(紙に対するもの)
2023年のオフセット印刷以外の印刷業(紙に対するもの)の事業所数は838事業所(対前年比97.0%)、従業者数は1万6681人(対前年比91.2%)、製造品出荷額等は4497億9100万円(対前年比94.8%)となっています。

(出所:経済産業省「経済構造実態調査(製造業事業所調査)」を基に作成)
4)紙以外の印刷業
2023年の紙以外の印刷業の事業所数は1,764事業所(対前年比99.8%)、従業者数は3万7059人(対前年比103.0%)、製造品出荷額等は9237億4900万円(対前年比101.9%)となっています。

(出所:経済産業省「経済構造実態調査(製造業事業所調査)」を基に作成)
5)製版業
2023年の製版業の事業所数は701事業所(対前年比98.6%)、従業者数は1万6097人(対前年比96.8%)、製造品出荷額等は2811億1500万円(対前年比94.0%)となっています。

(出所:経済産業省「経済構造実態調査(製造業事業所調査)」を基に作成)
6)製本業
2023年の製本業の事業所数は749事業所(対前年比96.8%)、従業者数は9623人(対前年比95.7%)、製造品出荷額等は850億1600万円(対前年比93.5%)となっています。

(出所:経済産業省「経済構造実態調査(製造業事業所調査)」を基に作成)
7)印刷物加工業
2023年の印刷物加工業の事業所数は671事業所(対前年比96.8%)、従業者数は6971人(対前年比96.2%)、製造品出荷額等は767億7800万円(対前年比99.5%)となっています。

(出所:経済産業省「経済構造実態調査(製造業事業所調査)」を基に作成)
8)印刷関連サービス業
2023年の印刷関連サービス業の事業所数は88事業所(対前年比87.1%)、従業者数は1169人(対前年比90.3%)、製造品出荷額等は110億8000万円(対前年比85.8%)となっています。

(出所:経済産業省「経済構造実態調査(製造業事業所調査)」を基に作成)
2 品目別・都道府県別出荷金額ランキング(2023年実績)
品目別・都道府県別出荷金額ランキング(2023年実績)は次の通りです。

(出所:経済産業省「経済構造実態調査(製造業事業所調査)」を基に作成)
3 経営指標

(出所:日本政策金融公庫「小企業の経営指標2024」)
(注1)( )内は、調査対象企業数です。
(注2)受取利息を加味できないなど調査項目に限界があるため、「黒字かつ自己資本プラス企業」でも損益分岐点比率が100%を超える場合があります。
以上(2026年3月更新)
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画像:Mariko Mitsuda











