電気計測器製造業は、2023年において事業所数はほぼ横ばいで推移する一方、従業者数や製造品出荷額は増加しており、業界全体としては緩やかな拡大傾向がみられます。特に医療用計測器製造業では出荷額や付加価値額が大きく増加し、成長が目立っています。一方、工業計器製造業では出荷額や付加価値額が減少するなど、分野によって動向に差がみられます。また、原材料使用額比率がやや低下し付加価値率は改善していることから、生産効率の向上がみられる業界となっています。
1 業界動向
1)業界全体
2023年の電気計測器製造業の事業所数は948事業所(対前年比99.8%)、従業者数は4万6997人(対前年比101.9%)、製造品出荷額等は1兆6785億8400万円(対前年比104.3%)となっています。
1事業所当たりの従業者数は50人(対前年比102.1%)、現金給与総額は2億6800万円(対前年比99.5%)、原材料使用額等は10億1500万円(対前年比101.1%)、製造品出荷額等は17億7100万円(対前年比104.5%)、付加価値額は7億4800万円(対前年比105.5%)となっています。
従業者1人当たりの現金給与総額は540万円(対前年比97.4%)、製造品出荷額等は3572万円(対前年比102.3%)、付加価値額は1509万円(対前年比103.3%)となっています。
製造品出荷額等に占める原材料使用額等比率は57.3%(対前年比96.7%)、同付加価値額比率は42.2%(対前年比100.9%)、同現金給与総額比率は15.1%(対前年比95.2%)となっています。

(出所:経済産業省「経済構造実態調査(製造業事業所調査)」を基に作成)
2)電気計測器製造業(別掲を除く)
2023年の電気計測器製造業(別掲を除く)の事業所数は535事業所(対前年比99.6%)、従業者数は2万3273人(対前年比101.4%)、製造品出荷額等は7237億7400万円(対前年比101.9%)
となっています。
1事業所当たりの従業者数は44人(対前年比101.8%)、現金給与総額は2億4100万円(対前年比103.1%)、原材料使用額等は7億2300万円(対前年比99.2%)、製品出荷額等は13億5300万円(対前年比102.3%)、付加価値額は6億700万円(対前年比105.0%)となっています。
従業者1人当たりの現金給与総額は554万円(対前年比101.3%)、製品出荷額等は3110万円(対前年比100.5%)、付加価値額は1396万円(対前年比103.1%)となっています。
製造品出荷額等に占める原材料使用額等比率は53.5%(対前年比97.0%)、同付加価値額比率は44.9%(対前年比102.6%)、同現金給与総額比率は17.8%(対前年比100.8%)となっています。詳しくは、下表を参照してください。

(出所:経済産業省「経済構造実態調査(製造業事業所調査)」を基に作成)
3)工業計器製造業
2023年の工業計器製造業の事業所数は283事業所(対前年比100.4%)、従業者数は9483人(対前年比104.3%)、製造品出荷額等は3367億2100万円(対前年比98.2%)となっています。
1事業所当たりの従業者数は34人(対前年比103.9%)、現金給与総額は1億6500万円(対前年比102.5%)、原材料使用額等は7億3900万円(対前年比100.2%)、製品出荷額等は11億9000万円(対前年比97.8%)、付加価値額は4億3600万円(対前年比92.8%)となっています。
従業者1人当たりの現金給与総額は492万円(対前年比98.6%)、製品出荷額等は3551万円(対前年比94.1%)、付加価値額は1300万円(対前年比89.3%)となっています。
製造品出荷額等に占める原材料使用額等比率は62.2%(対前年比102.4%)、同付加価値額比率は36.6%(対前年比94.8%)、同現金給与総額比率は13.9%(対前年比104.8%)となっています。詳しくは、下表を参照してください。

(出所:経済産業省「経済構造実態調査(製造業事業所調査)」を基に作成)
4)医療用計測器製造業
2023年の医療用計測器製造業の事業所数は130事業所(対前年比99.2%)、従業者数は1万4241人(対前年比101.3%)、製造品出荷額等は6180億8900万円(対前年比111.2%)となっています。
1事業所当たりの従業者数は110人(対前年比102.1%)、現金給与総額は6億300万円(対前年比93.0%)、原材料使用額等は28億1500万円(対前年比104.1%)、製品出荷額等は47億5500万円(対前年比112.1%)、付加価値額は20億600万円(対前年比114.1%)となっています。
従業者1人当たりの現金給与総額は550万円(対前年比91.1%)、製品出荷額等は4340万円(対前年比109.8%)、付加価値額は1831万円(対前年比111.8%)となっています。
製造品出荷額等に占める原材料使用額等比率は59.2%(対前年比92.9%)、同付加価値額比率は42.2%(対前年比101.8%)、同現金給与総額比率は12.7%(対前年比83.0%)となっています。詳しくは、下表を参照してください。

(出所:経済産業省「経済構造実態調査(製造業事業所調査)」を基に作成)
2 品目別・都道府県別出荷金額ランキング(2023年実績)
品目別・都道府県別出荷金額ランキング(2023年実績)は次の通りです。

(出所:経済産業省「経済構造実態調査(製造業事業所調査)」を基に作成)
3 経営指標

(出所:日本政策金融公庫「小企業の経営指標2024」)
(注1)( )内は、調査対象企業数です。
(注2)受取利息を加味できないなど調査項目に限界があるため、「黒字かつ自己資本プラス企業」でも損益分岐点比率が100%を超える場合があります。
以上(2026年3月更新)
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画像:Mariko Mitsuda





























