木製容器製造業(竹・とう含む)は、2023年に事業所数508、従業者数5,688、製造品出荷額915億円と全体で前年をやや下回りました。1事業所当たりの規模や従業者1人当たり出荷は横ばいから微減で、現金給与総額や原材料費が減少する一方で付加価値は増加し、竹類やたる・おけ等の品目は堅調です。収益性指標は依然低迷しており、コスト管理と高付加価値化が喫緊の課題です。
1 業界動向
1)業界全体
2023年の木製容器製造業(竹、とうを含む)の事業所数は508事業所(対前年比98.4%)、従業者数は5688人(対前年比97.0%)、製造品出荷額等は915億円(対前年比94.9%)となっています。
1事業所当たりの従業者数は11人(対前年比98.6%)、現金給与総額は3700万円(対前年比98.5%)、原材料使用額等は1億500万円(対前年比93.4%)、製造品出荷額等は1億8000万円(対前年比96.4%)、付加価値額は6800万円(対前年比101.0%)となっています。
従業者1人当たりの現金給与総額は333万円(対前年比99.9%)、製造品出荷額等は1609万円(対前年比97.8%)、付加価値額は609万円(対前年比102.5%)となっています。
製造品出荷額等に占める原材料使用額等比率は58.0%(対前年比96.8%)、同付加価値額比率は37.8%(対前年比104.8%)、同現金給与総額比率は20.7%(対前年比102.1%)となっています。

(出所:経済産業省「経済構造実態調査(製造業事業所調査)」を基に作成)
2)竹・とう・きりゅう等容器製造業
2023年の竹・とう・きりゅう等容器製造業の事業所数は16事業所(対前年比100.0%)、従業者数は82人(対前年比98.8%)、製造品出荷額等は5億1900万円(対前年比104.0%)となっています。

(出所:経済産業省「経済構造実態調査(製造業事業所調査)」を基に作成)
3)木箱製造業
2023年の木箱製造業の事業所数は462事業所(対前年比98.3%)、従業者数は5312人(対前年比96.6%)、製造品出荷額等は866億6000万円(対前年比93.7%)となっています。

(出所:経済産業省「経済構造実態調査(製造業事業所調査)」を基に作成)
4)たる・おけ製造業
2023年のたる・おけ製造業の事業所数は30事業所(対前年比100.0%)、従業者数は294人(対前年比104.6%)、製造品出荷額等は43億2200万円(対前年比126.9%)となっています。

(出所:経済産業省「経済構造実態調査(製造業事業所調査)」を基に作成)
2 品目別・都道府県別出荷金額ランキング(2023年実績)
品目別・都道府県別出荷金額ランキング(2023年実績)は次の通りです。

(出所:経済産業省「経済構造実態調査(製造業事業所調査)」を基に作成)
3 経営指標

(出所:日本政策金融公庫「小企業の経営指標2024」)
(注1)( )内は、調査対象企業数です。
(注2)受取利息を加味できないなど調査項目に限界があるため、「黒字かつ自己資本プラス企業」でも損益分岐点比率が100%を超える場合があります。
以上(2026年3月更新)
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画像:Mariko Mitsuda







































