こんにちは、弁護士の緑川芳江と申します。 債権回収シリーズ最終回となる今回は、ビジネスの国際化に伴い多くの企業が課題と感じておられるクロスボーダー取引(国境を超えて行われる取引)における債権回収について解説します。 1 […]
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審査員の目を引く、「競争型補助金」の申請書の書き方
補助金は、原則として融資のような返済義務がなく、種類も多いため、創業間もない企業でも利用しやすい資金調達の1つです。ただし、研究開発や経営革新・地域活性化などに関する補助金は、多数の応募者の中で審査を通過した企業にだけ支 […]
債権回収の実効性を高める保全手続き
こんにちは、弁護士の緑川芳江と申します。債権回収シリーズ第3回は、債権回収の成否を決するともいえる保全手続きについて解説します。 1 債権の保全手続きとは? 企業間の取引で、売主(債権者)が売掛債権を回収するために、取 […]
スタートアップでも問題になりがちな人事労務の落とし穴
スタートアップや中小企業では、人事労務に精通した人材が確保できておらず、労使間の紛争が生じてから初めて、法令に反する取扱いなどが顕在化するケースが散見されます。今回は、スタートアップや中小企業において、落とし穴となりがち […]
回収原資を見つけ出す方法「財産開示制度」
こんにちは、弁護士の皆元大毅と申します。今回は、「債権回収」をテーマとするりそなCollaborateの連載第2回になります。第1回の「売掛金を回収する基本的な方法(債権回収)」では債権回収の方法について解説しましたが、 […]
売掛金を回収する基本的な方法(債権回収)
債権回収は企業にとって重要なテーマです。「ないところは取れない」が債権回収の基本であり、そうなる前に行動を起こさなければなりません。ただ、債権回収の方法は状況によって異なるため、具体的に何をすべきなのか分かりにくいところ […]
権利の帰属にご用心。スタートアップが直面する知的財産権の論点
前回の「【5分で分かる】起業家が知っておきたい知的財産権の基礎」では、特許権や著作権など知的財産権の種類、方式主義と無方式主義、財産権や人格権といった知的財産権の分類を解説した上で、知的財産権の効果についても考えました。 […]
【5分で分かる】起業家が知っておきたい知的財産権の基礎
今回のテーマは知的財産権です。知的財産権とは、特許権や著作権をはじめとする無体的な権利の総称です(詳細は本文で解説いたします)。 知的財産権は、“物”に対する権利である所有権などとは異なり、目に見えない権利であるため、具 […]
意外と知らない知的財産権の種類。特許権、商標権、著作権などは何を保護するの?
アイデア(発明・考案)・デザイン・ロゴマーク・著作物・営業上のノウハウなど、企業には多くの知的財産があります。これらの知的財産を権利化する、つまり知的財産権とすることで、他者の利用を排除でき、大切な資産を守ることができま […]
事業の適法性が問題となる事例
ここまでのシリーズでは、起業家が知っておきたい「事業の適法性」、事業の適法性を確保するための手段を紹介しました。最後となる今回は、事業の適法性というテーマが具体的にイメージできるよう、スタートアップのビジネスで問題となり […]