決算書から読み解く 自社の危険信号~初心者には少し難しい中級者向け

書いてあること 主な読者:経営の先行きが不透明な中で、いち早く自社の危険信号をつかみたい経営者 課題:決算書や月次試算表のどこを確認すべきか分からない 解決策:「売上と仕入のタイミング」「減収時の固定費」「純資産の部」「 […]

なぜ、「損金」を知れば決算対策の方向性が見えてくるのか?

1 決算対策の第一歩は税金計算の仕組みを知ること 創業して間もないなど、まだもうけ(利益)が出ていないときは気にならない税金(法人税)。しかし、もうけが出てくると一転して経営者は税金を意識し、いわゆる「税金対策」を講じる […]

損金の計算で重要な「減価償却」の肝は取得価額と使用可能期間

1 固定資産を取得などした場合に有利な選択をする 企業の成長過程では、さまざまな設備投資が必要です。例えば、取引が大きくなると製造機械や装置の刷新・増設、人材が増えるとオフィスの拡大、さらにオフィス機能を充実化するための […]

営業活動に係る交通費や広告宣伝費は損金に算入できるか?

1 日々の営業活動で生じる費用のルール 営業活動では、さまざまな費用がかかります。例えば、取引先を訪問する際の旅費交通費、試供品などを提供する際の販売促進費、取引先を接待する際の交際費などです。 これらの費用は「販売費及 […]

「経費」「費用」「損金」とは? 似ているけど決定的に違う意味

1 理解していますか? 「経費」で落とすことの大切な意味 「この支払いは経費で落ちる?」 経営者や社員が経理・会計担当者によく聞く内容ですが、この質問の意図は立場によって大きく違います。 社員がこの質問をするのは、「会社 […]

取引先との飲み代は損金になる? 交際費や会議の取り扱いと「5000円ルール」の変更

1 交際費、会議費、福利厚生費の違いとは? 「取引先との食事会や、社員との懇親会をしたときの飲食費は経費で落ちるのか(損金に算入できるのか)」。とても気になるところです。 損金に算入できるとすると、候補は交際費、会議費、 […]

社員へのプレゼントは給与課税されるのか? 福利厚生費との境界線

1 社員へのプレゼントは福利厚生か給与か? 経営者なら、「毎日、頑張って働いている社員への感謝の気持ちを形にしたい」と考え、その一環として福利厚生の充実を検討します。経営者としては、給与ではない形で社員にプレゼントをした […]

役員報酬を損金に算入するための基本ルールと役員住宅を使った税金対策

1 役員報酬を損金に算入できなければ資金繰りに影響が出る? 役員報酬は、従業員給与と違い、税務上のさまざまな取り決めがあります。例えば、従業員給与は基本的に全額を損金に算入できますが、役員報酬は毎月同額でなければならない […]

棚卸資産や固定資産の評価損は損金に算入できるのか?

1 評価損に関する財務と税務の違い 会社にはさまざまな資産があります。例えば、販売目的の棚卸資産、商品を製造するための機械装置、オフィス家具やパソコンなどの器具備品などです。これらの資産(棚卸資産を除く)は、通常1年以上 […]

全額が損金算入できる福利厚生費。押さえておきたいルールとは?

1 福利厚生費は一石二鳥。社員は喜び、税負担も減る! 福利厚生費は、社員のモチベーション向上やコミュニケーションの円滑化のために必要な費用です。この支出には、「働きやすい会社にしたい!」という経営者の思いや、社員への感謝 […]