2023年の本業界は、事業所数826、従業者8,076人、製造品出荷額約1,547億円(対前年比98.2%)と前年をやや下回っています。全体として事業規模は横ばいから微減で、現金給与総額や付加価値は低下傾向。木材薬品処理は事業所・従業者が増える一方で出荷は減少、コルク類や一部品目は落ち込みが大きく、原材料比率(約58.8%)の高さから収益性改善と高付加価値化、コスト管理が喫緊の課題です。
1 業界動向
1)業界全体
2023年のその他の木製品製造業(竹、とうを含む)の事業所数は826事業所(対前年比98.9%)、従業者数は8,076人(対前年比97.1%)、製造品出荷額等は1547億1900万円(対前年比98.2%)となっています。
1事業所当たりの従業者数は10人(対前年比98.2%)、現金給与総額は3200万円(対前年比95.2%)、原材料使用額等は1億1000万円(対前年比100.2%)、製造品出荷額等は1億8700万円(対前年比99.3%)、付加価値額は6900万円(対前年比97.6%)となっています。
従業者1人当たりの現金給与総額は325万円(対前年比96.9%)、製造品出荷額等は1916万円(対前年比101.1%)、付加価値額は710万円(対前年比99.4%)となっています。
製造品出荷額等に占める原材料使用額等比率は58.8%(対前年比100.9%)、同付加価値額比率は37.1%(対前年比98.3%)、同現金給与総額比率は17.0%(対前年比95.9%)となっています。

(出所:経済産業省「経済構造実態調査(製造業事業所調査)」を基に作成)
2)木材薬品処理業
2023年の木材薬品処理業の事業所数は52事業所(対前年比108.3%)、従業者数は809人(対前年比121.5%)、製造品出荷額等は460億3200万円(対前年比93.5%)となっています。

(出所:経済産業省「経済構造実態調査(製造業事業所調査)」を基に作成)
3)コルク加工基礎資材・コルク製品製造業
2023年のコルク加工基礎資材・コルク製品製造業の事業所数は6事業所(対前年比85.7%)、従業者数は88人(対前年比80.0%)、製造品出荷額等は17億7000万円(対前年比75.6%)となっています。

(出所:経済産業省「経済構造実態調査(製造業事業所調査)」を基に作成)
4)他に分類されない木製品製造業(竹、とうを含む)
2023年の他に分類されない木製品製造業(竹、とうを含む)の事業所数は768事業所(対前年比98.5%)、従業者数は7179人(対前年比95.2%)、製造品出荷額等は1069億1800万円(対前年比100.9%)となっています。

(出所:経済産業省「経済構造実態調査(製造業事業所調査)」を基に作成)
2 品目別・都道府県別出荷金額ランキング(2023年実績)
品目別・都道府県別出荷金額ランキング(2023年実績)は次の通りです。

(出所:経済産業省「経済構造実態調査(製造業事業所調査)」を基に作成)
3 経営指標

(出所:日本政策金融公庫「小企業の経営指標2024」)
(注1)( )内は、調査対象企業数です。
(注2)受取利息を加味できないなど調査項目に限界があるため、「黒字かつ自己資本プラス企業」でも損益分岐点比率が100%を超える場合があります。
以上(2026年3月更新)
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画像:Mariko Mitsuda











































