がん具・運動用具製造業は、事業所数・従業者数ともに横ばいから微減で推移する一方、出荷額は全体で増加し、収益性もやや改善しています。特に娯楽用具・がん具製造業(人形を除く)は出荷額が大きく伸びましたが、運動用具製造業は出荷額が減少しています。人形製造業は規模が小さく、やや弱含みです。
1 業界動向
1)業界全体
2023年のがん具・運動用具製造業の事業所数は1206事業所(対前年比99.6%)、従業者数は2万3535人(対前年比98.1%)、製造品出荷額等は5945億1500万円(対前年比101.2%)となっています。
1事業所当たりの従業者数は20人(対前年比98.5%)、現金給与総額は7400万円(対前年比100.6%)、原材料使用額等は2億5600万円(対前年比100.2%)、製造品出荷額等は4億9300万円(対前年比101.6%)、付加価値額は2億1600万円(対前年比102.0%)となっています。
従業者1人当たりの現金給与総額は379万円(対前年比102.1%)、製造品出荷額等は2526万円(対前年比103.1%)、付加価値額は1108万円(対前年比103.5%)となっています。
製造品出荷額等に占める原材料使用額等比率は51.9%(対前年比98.7%)、同付加価値額比率は43.9%(対前年比100.4%)、同現金給与総額比率は15.0%(対前年比99.0%)となっています。

(出所:経済産業省「経済構造実態調査(製造業事業所調査)」を基に作成)
2)娯楽用具・がん具製造業(人形を除く)
2023年の娯楽用具・がん具製造業(人形を除く)の事業所数は424事業所(対前年比99.8%)、従業者数は6866人(対前年比97.9%)、製造品出荷額等は1908億9500万円(対前年比116.7%)となっています。
1事業所当たりの従業者数は16人(対前年比98.1%)、現金給与総額は5600万円(対前年比100.0%)、原材料使用額等は2億3400万円(対前年比115.7%)、製品出荷額等は4億5000万円(対前年比117.0%)、付加価値額は1億9300万円(対前年比117.5%)となっています。
従業者1人当たりの現金給与総額は349万円(対前年比101.9%)、製品出荷額等は2780万円(対前年比119.2%)、付加価値額は1195万円(対前年比119.8%)となっています。
製造品出荷額等に占める原材料使用額等比率は52.1%(対前年比98.9%)、同付加価値額比率は43.0%(対前年比100.5%)、同現金給与総額比率は12.5%(対前年比85.5%)となっています。詳しくは、下表を参照してください。

(出所:経済産業省「経済構造実態調査(製造業事業所調査)」を基に作成)
3)人形製造業
2023年の人形製造業の事業所数は191事業所(対前年比99.0%)、従業者数は1769人(対前年比96.1%)、製造品出荷額等は225億7300万円(対前年比97.1%)となっています。
1事業所当たりの従業者数は9人(対前年比97.1%)、現金給与総額は2500万円(対前年比99.3%)、原材料使用額等は5900万円(対前年比95.2%)、製品出荷額等は1億1800万円(対前年比98.2%)、付加価値額は5500万円(対前年比102.6%)となっています。
従業者1人当たりの現金給与総額は266万円(対前年比102.2%)、製品出荷額等は1276万円(対前年比101.0%)、付加価値額は590万円(対前年比105.6%)となっています。
製造品出荷額等に占める原材料使用額等比率は49.7%(対前年比97.0%)、同付加価値額比率は46.2%(対前年比104.5%)、同現金給与総額比率は20.9%(対前年比101.1%)となっています。詳しくは、下表を参照してください。

(出所:経済産業省「経済構造実態調査(製造業事業所調査)」を基に作成)
4)運動用具製造業
2023年の運動用具製造業の事業所数は591事業所(対前年比99.7%)、従業者数は1万4900人(対前年比98.5%)、製造品出荷額等は3810億4700万円(対前年比95.1%)となっています。
1事業所当たりの従業者数は25人(対前年比98.8%)、現金給与総額は1億300万円(対前年比100.8%)、原材料使用額等は3億3400万円(対前年比94.1%)、製品出荷額等は6億4500万円(対前年比95.4%)、付加価値額は2億8500万円(対前年比95.7%)となっています。
従業者1人当たりの現金給与総額は407万円(対前年比102.0%)、製品出荷額等は2557万円(対前年比96.5%)、付加価値額は1130万円(対前年比96.8%)となっています。
製造品出荷額等に占める原材料使用額等比率は51.9%(対前年比98.6%)、同付加価値額比率は44.2%(対前年比100.3%)、同現金給与総額比率は15.9%(対前年比105.7%)となっています。詳しくは、下表を参照してください。

(出所:経済産業省「経済構造実態調査(製造業事業所調査)」を基に作成)
2 品目別・都道府県別出荷金額ランキング(2023年実績)
品目別・都道府県別出荷金額ランキング(2023年実績)は次の通りです。

(出所:経済産業省「経済構造実態調査(製造業事業所調査)」を基に作成)
3 経営指標

(出所:日本政策金融公庫「小企業の経営指標2024」)
(注1)( )内は、調査対象企業数です。
(注2)受取利息を加味できないなど調査項目に限界があるため、「黒字かつ自己資本プラス企業」でも損益分岐点比率が100%を超える場合があります。
以上(2026年3月更新)
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画像:Mariko Mitsuda






























