企業理念を策定する際の基本ステップ

1 今こそ求められる企業理念

  • お客さまを起点にすること、創造への情熱、優れた運営へのこだわり、長期的な発想―Amazon.com,Inc.)
  • Paint it RED! 未来を塗り替えろ。―コカ・コーラボトラーズジャパン株式会社
  • 服を変え、常識を変え、世界を変えていく―株式会社ファーストリテイリング(ユニクロ)

これらは全て、誰もが名前を知っている企業の「企業理念」です。

企業理念は、企業としてどうありたいか、大切にしたい価値観はどういうものかを言語化し、社内外に示すものです。経営環境がめまぐるしく変化する今だからこそ、企業理念を策定する、あるいは改定することに大きな意味があるのではないでしょうか。

また、自社が今後も進化し成長していくためには、社員一人ひとりが自分で考え行動できる組織が理想的です。社員が企業の一員としてどう動いていくかを考える際に、企業理念は行動のよりどころとなります。

自社がこの先も成長し、業績を伸ばしていくために、社員全員で企業理念を共有することには一考の価値があります。この記事では、社員を巻き込みながら企業理念を策定、あるいは改定するためのステップを、順を追って紹介します。

2 企業理念を策定、あるいは改定する際の基本ステップ

1)まずは現状分析を行う

企業には、明文化されているか否かにかかわらず、「企業文化(価値基準)」が存在します。

例えば、

  • 商品を作るときに必ず考えるべき視点
  • サービスとして世に出す際に譲れない基準

といったもので、「企業文化」は「その企業らしさ」を表します。この企業らしさは、企業理念と密接に関係してきます。仮に、素晴らしい文章・文言の企業理念を策定したとしても、今ある企業文化とかけ離れていると社員は共感せず、企業理念を策定、あるいは改定することによる効果は期待できなくなるでしょう。

そこで、まずは企業文化となっている価値基準や考え方を明らかにするために、自社の現状分析をしてみましょう。このとき、

必ず社員を巻き込んで行う

ことがポイントです。今の企業文化を醸成し、それに従って実際に行動している社員たちを対象としたアンケートやインタビューを行ったりすると、自社のリアルな現状が見えてきます。

ただし、単に「企業活動において重視していることや価値観を教えてください」と質問しても、社員は回答に困り、有効な回答が得られにくいでしょう。同年代の社員や同じ部課の社員など、

比較的親しい人たちを複数集めて、「仕事をするときに、何を大切にしている?」などのテーマで、雑談風に話を進める

のも一策です。

2)次に共通項を探し出してキーワードを検討する

現状分析から得た結果を基に、多くの社員が共有している価値観や考え方などを抽出していきます。具体的には、社員の口からよく出るキーワードやフレーズなどを探し、羅列していくと、現状の企業文化がだんだんと見えてくるでしょう。

例えば、

「少しくらい時間がかかっても、お客さまのためなら動いちゃうところはあるよね」

「みんなそれを嫌だとも思っていないですよね。むしろ要望を言ってもらったほうがやりがい感じるというか」

「お客さまに喜んでもらえることを大切にしている社員が多いですね」

という会話があったとします。ここからは、「お客さま第一」「やりがい」といったキーワードやフレーズが抽出できます。

次に、抽出したキーワードやフレーズの妥当性を検討します。社員の価値観を尊重することは重要ですが、それだけで企業理念を策定することはできません。企業のかじ取りを行う経営者の思いも反映させつつ、社員の思いとバランスを取ることが重要です。

また、多くの社員の中で共有されているキーワードやフレーズでも、それが企業にとってあまり重要なものでなければ排除します。これらの視点から検討を加え、実際に企業理念に盛り込むべきキーワードやフレーズを絞り込みます。

3)表現のスタイルを検討し、企業理念を具体的に決めていく

最後に、いよいよ企業理念を形にしていきます。策定した企業理念は、社員に広く受け入れられ、親しまれるものにする必要があります。そのためには、表現のスタイルについても、慎重に検討することが大切です。

例えば、表現のスタイルには、以下のようなものが挙げられます。

  • 漢字中心のシンプルなスタイル(「利他の心」「愛他主義」など)
  • 長めの文章スタイル(「私たちは、お客さま第一主義を貫き通します」など)
  • カタカナ・英語スタイル(「クライアント・ファースト」「Just for our clients」など)

どれも意味としてはほとんど同じですが、伝わり方や印象が全く違うことが分かります。社風や年齢層などに見合った表現方法を選ぶことで、社員に浸透しやすい企業理念になります。表現方法一つにしても、企業の「あるべき姿」を表す重要なものと認識しましょう。

3 企業理念を活用して、前向きな企業を目指す

最後に、企業理念を経営に活かしている好事例を紹介します。

今回、企業理念の活用についての取材に応じてくださったのは、タスキーグループ代表の青谷 貴典(あおや たかのり)氏。同グループは仙台とつくばを主な拠点に、バックオフィスの総合支援事業を行っている企業です。

青谷氏は、企業理念についてこう語ります。

「企業理念って、旗のようなイメージなんです。企業としての課題を肌で感じると、自然に旗が立つ。社員も経営者も、同じ旗のもとに集まって、共感して、一緒に働き戦っていく。そして、その旗の下が居場所になっていくような」(青谷氏)

同グループが掲げているのは、以下のようなMVVC(ミッション、ビジョン、バリュー、カルチャー)。企業によってMVVCの定義は異なりますが、一般的にミッションが本記事における「企業理念」、カルチャーが「企業文化」に相当します。

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同グループでは今年の夏初めて、これらを活用した研修を行いました。その目的は「企業理念(ミッション)」と密接に関係している、「企業文化(カルチャー)」の再検討です。

「私自身も、新卒で入社した企業で一社員として働いていた頃は、「企業理念は経営者から与えられるもの」という印象が強かったんです。すると、仕事もやらされている、という感覚になり、自分の仕事に手触り感がなくなって、楽しくなくなっていく。やはり企業理念は、社員全員が「自分事」として感じる必要があると思っています。そのために、若手含めみんなで、企業理念について考える機会が欲しかったんです」(青谷氏)

研修では、インターンも含めた社員全員でグループのMVVCを再確認。グループの価値観や強みについてディスカッションを行った後、企業文化(カルチャー)について再考すべく、意見を出し合いました。

「企業理念を活用した研修で、社員それぞれの視点や価値観を聞くことができて面白かったし、参考になった。これからも定期的にこのような研修を続けていきたいし、若手社員主導で、時代に合わせて企業理念を改定したりすることも考えています。これをやりなさい、と押し付けられるよりも、何でやらなきゃいけないのか、を自分たちで考えて、仕事の価値観を明確にしたほうが、働くことは確実に楽しくなりますから」(青谷氏)

今回の研修で話し合った意見を基に作り上げた、タスキーグループの新たな企業文化は、2025年の年明けにも発表予定です。

トップダウン方式で企業理念を決めるのではなく、社員と共に考え、共有し、一丸となって働いていく。

企業理念という「旗」を全社一体となって描くことは、皆が前向きに働くためのきっかけにもなり得るでしょう。

企業理念は、策定したら終わりというわけではありません。企業理念を企業内部に浸透させ、それを常に尊重して活動できる組織を作り上げることに意味があります。そのためには、

社員に企業理念の周知徹底を図ることはもちろん、経営者自らが率先して企業理念を重視した活動を心掛けること、そして企業理念に込められている思いを社員と共有する場を定期的に設けること

が必要です。定期的に場を設けることは、テレワークなど社員同士が離れて仕事をする機会が多くなっている場合、コミュニケーションの機会創出という面でも有効でしょう。

また、既に企業理念が存在している企業であっても、定期的に企業理念を見直すことを検討してみましょう。その際は、現場で働く社員たちも巻き込み、共に企業理念を練り直すことが重要です。皆で同じ理念を持っている、という感覚を手に入れることで、社員はもっと活き活きと働けるようになるのではないでしょうか。

以上(2024年10月更新)

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画像:pixabay

とくぎんサクセスクラブnavi 操作マニュアル

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【朝礼】「目黒のさんま」はなぜ殿様の心を捉えたのか?

【ポイント】

  • 「目黒のさんま」には、主君を気遣いさんまの塩気や油気を抜いてしまう家臣が登場する
  • 「手間をかけて作ったもの」に価値があるとは限らない。相手のニーズをよく考える
  • 相手への思いやりから、あえてニーズに沿わない決断をすることが必要なケースもある

今日は、古典落語の「目黒のさんま」を紹介します。細かい部分は噺家(はなしか)ごとに異なりますが、私の知っている内容でお話しします。

江戸時代、「雲州公」という殿様が目黒に行ったときのこと。小腹が空いた雲州公は、近所の農家が焼いていたさんまを食べることになります。さんまは庶民の食べ物で、雲州公が口にするのは初めてでしたが、彼はその味を気に入りました。

その後、雲州公は、「黒田公」という殿様に「領地を治めるなら、庶民の生活をよく知るべきだ」と、さんまを勧めます。黒田公はその言葉に従い、家臣に命じて房州(ぼうしゅう)という地域の網元から新鮮なさんまを仕入れさせますが、家臣は「焼いたさんまをそのまま出すのは、殿の体に悪い」と考え、塩気や油気を抜いてしまいます。

この味が黒田公には不評でした。黒田公は後日、雲州公に「房州からさんまを取り寄せたが、まずかったぞ」と不満を漏らします。すると、雲州公はこう答えました。「それは房州のさんまだからだ。さんまは目黒に限る」と。

さんまを焼いていた農家に偶然出会っただけなのに、さんまが目黒の特産物だと勘違いしている雲州公が滑稽ですね。ただ、私が注目してほしいのは、房州からさんまを取り寄せて調理した黒田公の家臣です。注目してほしい点は2つ。

1つは、黒田公の家臣が網元から新鮮なさんまを仕入れた上に、塩気や油気を抜いて丁寧に調理をしていること。相当手間をかけたのに、なぜ黒田公には不評だったのか。それは、さんまを初めて食べる黒田公にとって、大切なのは「新鮮さ」や「ヘルシーさ」ではなく、「味」だったからです。私たちは、「手間をかけて作ったもの」に価値があると思いがちですが、実際のビジネスでは、それが本当に相手(顧客など)のニーズを満たしているかを、よく考える必要があります。

もう1つは、黒田公の家臣の対応も、場合によっては正解になり得るということ。仮に黒田公が体調面に問題を抱えていたなら、主君の体を気遣って塩気や油気を抜くのは当然です。相手のニーズを理解した上で、あえてニーズに沿わない決断をすることが必要なケースもあるのです。

以上(2024年11月作成)

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画像:Mariko Mitsuda

職場の人間関係、どうするの? 不仲・いざこざを解決するヒント

職場の人間関係において不仲やいざこざが起きた際、企業としてどのような対応をとるべきか、また、解決のヒントについてご説明いたします。

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公的年金シリーズ 第2弾 いまから知っておきたい遺族年金の基礎知識

遺族年金についてよく知っておくことで、将来の生活設計を立てる上で、どのくらいの準備が必要か把握できます。そして、遺族年金だけでは不安がある場合や今後の遺族年金の改正を考えると、民間会社の生命保険も検討してみましょう。

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空調や生産設備等のIoT化に補助金支給!「ディマンドリスポンスの拡大に向けたIoT化推進事業」のご紹介

中小企業等を支援する国や自治体の補助金・助成金事業では、雇用・人材開発・IT補助・コロナ支援など幅広いジャンルの支援があります。
本レポートでは、おすすめの補助金・助成金について支援の内容や対象条件、申請方法等についてわかりやすく紹介します。

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<公募期間>2024年3月14日(木)~2024年12月6日(金)まで


静的ストレッチの効果(2024/10号)【交通安全ニュース】

活用する機会の例

  • 月次や週次などの定例ミーティング時の事故防止勉強会
  • 毎日の朝礼や点呼の際の安全運転意識向上のためのスピーチ
  • マイカー通勤者、新入社員、事故発生者への安全運転指導 など

夏が終わり、秋風に季節の変わり目を感じさせられますが、一方では、夏の疲れが出てくるときでもあります。疲労は、思考能力や注意力、集中力の低下、イライラ、頭痛、肩こりなど心身に様々な悪影響を及ぼします。安全運転を続けていくためには、できるだけ早く疲労を解消し、心身の調子を整えることが求められます。

静的ストレッチの効果

1.疲労の原因となる自律神経の乱れ

疲労とは、心身に過度な負荷がかかって、活動能力が低下している状態をいいます。運動や長時間のデスクワークなど精神的作業を過度に行うと、体のバランスを維持する自律神経が乱れ、神経細胞内に活性酸素が大量に発生することで細胞がダメージを受け、疲労が起こるとされています。

自律神経とは、心臓の活動や体温調節、消化、呼吸などの体内の諸機能を適切に制御し、維持してくれる神経系の一部であり、交感神経と副交感神経の二種類から構成されています。

交感神経と副交感神経は、相反する役割を果たしており、激しい運動や緊張しているときなどは交感神経がよく働き、休憩やリラックスしているときには副交感神経がよく働きます。この両者が状況に応じて交互に働き、身体の状態が最適になるよう調整することによって健全な体調が維持されます。交感神経と副交感神経の働きがバランスを保っていることが重要です。

疲労の原因となる自律神経の乱れ

過度の運動やストレス、寒暖差の身体への影響などにより自律神経が乱れバランスが崩れてしまうと、疲労だけでなく倦怠感や不眠、消化不良、息切れ、動悸、めまいといった身体的な症状が起こりやすく、イライラや不安、無気力などの心的な症状も生じやすくなります。

現代の日常生活においては、活発な行動が求められたり、緊張を強いられることも少なくありません。車の運転もその一つと言えます。その意味では、交感神経の出番が多くなっており、バランスを保つという視点で考えると、リラックスした機会をもっと増やす(副交感神経の出番を増やす)ことが、自律神経の乱れを防ぐ一つの方法といえるかもしれません。

2.副交感神経の働きを活発にする静的ストレッチ

ストレッチとは、筋肉や関節の柔軟性を高めることを目的にした運動を言います。ストレッチには、ゆっくりと一定方向に筋肉を伸ばし、その状態でしばらく静止する「静的ストレッチ」と、ある方向に関節を動かしながら筋肉を縮めたり伸ばしたりする「動的ストレッチ」とに分けられます。

静的ストレッチは、筋肉の張りを緩めるだけでなくリラックス効果もあることから、血圧や心拍数を下げ、副交感神経の働きを活発にします。血の巡りを促すことで、むくみの解消や、肩こり・腰痛の緩和、防止が期待できます。

椅子に座ってできる静的ストレッチの例

車の運転は、同じ姿勢で絶えず緊張感を求められるため、疲労や凝りが生じやすく、特に長時間の運転では脚がむくんだりします。そこで、休憩時などに座ったままでできる簡単なストレッチをいくつかご紹介しましょう。

①ふくらはぎのストレッチ(むくみの解消に効果的)

椅子の半分より前に座り、背筋を伸ばします。片方の足を伸ばし、かかとを床につけて、つま先は上に向けます。その状態で、上体を腰から前に倒して、5呼吸程度維持します。片方の足も同様の動作を行います。

ふくらはぎのストレッチ

②肩のストレッチ(肩こりの解消に効果的)

椅子に座り、両腕を曲げ指先を肩に置き肘で円を描くようにしながら、腕を後ろに大きく回し、約6秒間で一周します。反対回しも同様に行い、交互の動きを片方5回ずつ繰り返します。

肩のストレッチ

③首のストレッチ(肩から首筋をほぐすのに効果的)

てのひらで頭を押さえて、ゆっくりと首を傾けていき首の筋肉を伸ばし、首から肩にかけて伸びているところで30秒保持します。これを左右2回行います。

首のストレッチ

以上(2024年10月)

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画像:amanaimages

労働トラブルの最新事情

厚生労働省は今年7月、「令和5年度 個別労働紛争解決制度の施行状況」を公表しました。個別労働紛争解決制度は、企業と労働者の間の労働トラブルを解決するための公的制度です。労働基準監督署などで行われている総合労働相談、都道府県労働局長による助言・指導などの方法があり、労働者や企業が無料で利用できます。個別労働紛争解決制度の施行状況を分析すると、労働トラブルを防ぐためのポイントが浮かび上がり、大変参考になります。

本稿では、公表資料のポイントを紹介しながら、近年の労働トラブルの傾向と企業が留意すべき点について解説していきます。

1 労働相談121万件

令和5年度の総合労働相談は、121万412件に上りました。4年連続で120万件を超え、高止まりしています。この相談は、全国の労働基準監督署などにある「総合労働相談コーナー」で無料で行われています。ケースによっては、相談員が2~3時間かけてじっくり話を聴くこともあり、労働トラブルの身近な駆け込み寺となっています。相談がもととなって、労働基準監督署が企業に調査に入るケースもあり、「たかが無料の相談制度」と甘く見ないほうがよいでしょう。

令和5年度の総合労働相談121万412件の内訳(重複計上あり)は、「法制度の問い合わせ」83万4,829件、「労働基準法等の違反の疑いがあるもの」19万2,961件、「民事上の個別労働関係紛争相談」26万6,162件でした。

令和5年度の総合労働相談

令和5年度の総合労働相談

※厚生労働省「令和5年度個別労働紛争解決制度の施行状況」より

「法制度の問い合わせ」の中には、賃金、時間外労働、年次有給休暇、休憩などについて、勤務先の対応に不満を持つ労働者が法令の細かい点を質問してくるケースが少なくありません。

「労働基準法等の違反の疑いがあるもの」は、賃金未払い、最低賃金違反、違法な時間外労働などです。企業が刑事責任を問われる可能性もあるので、注意が必要です。

2 いじめ・嫌がらせがトップ

「民事上の個別労働関係紛争相談」は、「いじめ・嫌がらせ」(6万125件)、「自己都合退職」(4万2,472件)、「解雇」(3万2,944件)など、労働トラブルの宝庫であり、企業が気をつけるべきポイントと言えます。

詳しい内訳は、次のようになっています。

週に何日働きたいか

令和5年度の民事上の個別労働関係紛争相談

※厚生労働省「令和5年度個別労働紛争解決制度の施行状況」より

どのトラブルも民事上の争いなので、訴訟に発展するリスクがあります。特に「いじめ・嫌がらせ」は、事実関係の把握に時間と労力がかかり、企業の本来業務に支障を及ぼしかねません。

上のグラフに記載されたトラブルに注意するだけでも、労務管理上のリスクを大幅に減らすことができます。

3 さいごに

平成13年度にスタートした個別労働紛争解決制度は、相談件数の状況を見ても、広く認知されていることが伺えます。これを踏まえると、社内の労働トラブルを放置していると、大きな問題に発展する可能性があると言えるでしょう。企業の健全な運営のためにも、前述の気をつけるべきポイントを今一度確認いただくとともに、判断に迷うことがございましたら、お気軽に弊所にご相談ください。

※本内容は2024年9月10日時点での内容です。

(監修 社会保険労務士法人 中企団総研)

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画像:photo-ac

労働トラブルの最新事情

厚生労働省は今年7月、「令和5年度 個別労働紛争解決制度の施行状況」を公表しました。個別労働紛争解決制度は、企業と労働者の間の労働トラブルを解決するための公的制度です。労働基準監督署などで行われている総合労働相談、都道府県労働局長による助言・指導などの方法があり、労働者や企業が無料で利用できます。個別労働紛争解決制度の施行状況を分析すると、労働トラブルを防ぐためのポイントが浮かび上がり、大変参考になります。

本稿では、公表資料のポイントを紹介しながら、近年の労働トラブルの傾向と企業が留意すべき点について解説していきます。

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とくぎんサクセスクラブの「とくさくnavi」オープン!~担当者が語る会員のための“得策(とくさく)”

本日10月8日、「とくぎんサクセスクラブnavi」(以下「とくさくnavi」)がオープンしました!

とくさくnaviは、とくぎんサクセスクラブの専用メディアです。今回は、オープンを記念して、とくさくnaviの開発に携わった徳島大正銀行 法人推進部のメンバーの声をまとめました。お話ししてくれたのは野上副部長杉主任泉さん窪内さんの4名です。

野上副部長

野上副部長
皆様のお役に立てる企画・運営を目指し、頑張ります!!

杉主任

杉主任
明るく元気に頑張ります!

泉さん

泉さん
とにかく前向き、すこぶる元気。サクセスクラブ会員の皆さまとともに。泉です。

窪内さん

窪内さん
皆さまのお役に立てるよう全力を尽くします!

1 始まりは、皆さまへの「感謝」の気持ち

―まずは、とくぎんサクセスクラブの歩みについて教えて下さい。

野上:とくぎんサクセスクラブは、1993年(平成5年)に会員の皆さまの発展と経営を支援することを目的に設立された、徳島大正銀行の主要な取引先で構成される会員組織です。31年の歴史を持ち、約2,100社の会員さまが所属されています。経営に関する情報やサービスの提供はもちろん、セミナーや研修、交流会なども行っています。

―30年以上! それは歴史が深いですね。皆さまにとって、とくぎんサクセスクラブはどのような存在なのでしょうか? 具体的なエピソードなどもあれば、ぜひ教えていただきたいです。

野上:当行が「お客さまとの距離が近い、親しみやすい」と評価していただくことがありますが、その大きな理由の一つに、歴史のあるとくぎんサクセスクラブの存在があると思います。また、とくぎんサクセスクラブの恒例の一大イベントとして、毎年年初に「新年互礼会」を開催していますが、1,500名程度の会員さまが参加して下さります。「とくぎんサクセスクラブの新年互礼会に参加して、はじめて年明けする」と仰って下さる会員さまもいて、私たちもお客さまにお会いできることを、毎年楽しみにしています。

杉:そうそう、昔、営業店でお世話になったお客さまが声をかけて下さることもあります。本当に嬉しくて、ありがたいです。とくぎんサクセスクラブの温かみを感じられる、貴重な機会ですよね。

窪内:イベントを開催するたびに、温かいお客さまに恵まれているなぁ、ありがたいなぁ、と実感します。しかも、温かいだけではなくて、アツいんです。皆さまの熱意で、会場の空気がアツい!

泉:新年互礼会の他にも、夏には地区ごとに分けてブロック別セミナーや交流会を開催していますが、セミナーを開催すると、経営豊富な経営者さまも、とても真剣に受講して下さります。向上心を持って学び続ける姿に、「私たちも頑張らなければ!」と、刺激を受けています。

―熱意ある、そして温かい会員さまの雰囲気が、ひしひしと伝わってきます。

窪内:とくぎんサクセスクラブ事務局として、なんとか皆さまに感謝の気持ちを伝えたいし、皆さまのためになりたいという想いを持ち続けています。

杉:はい、皆さま熱意に溢れていて、一行員にも良くして下さっていて。とくぎんサクセスクラブのことを考えたとき、一番に心に浮かんでくるのは感謝の気持ちです。どうにか、力添えしたいし恩返ししたい。いつもお世話になっている皆さまに、何か還元しなければ、と。

―なるほど、恩返しですか。

野上:そうですね。とくぎんサクセスクラブの活動をより活性化するための一つとして、今回「とくさくnavi」を開設することを決めました。

2 日々の「得策(とくさく)」を届けたい

―「とくさくnavi」を立ち上げたきっかけを、もう少し詳しく教えて下さい。

杉:今までもとくぎんサクセスクラブでは、会員さま向けに経営に役立つ情報などを発信してきました。しかし、紙媒体なのでほかの郵便物に紛れてしまったり、タイムリーな情報が届かなかったり……。

窪内:そうなんです。スマートフォンやパソコンなどで情報をご提供できたらいいなと考えていました。

泉:とにかく、いつもお世話になっている会員さまのために、システムを変えたかったんです。

―それで「とくさくnavi」の開設に踏み切ったわけですね。開設にあたって、ご苦労もあったのではないでしょうか。

野上:そうですね、初期はポータルサイト開設の基礎から学び始めて、勉強の日々でした。もちろん中々大変でしたが、「どうしたら会員さまに喜んでいただけるか?」という軸はぶれないように、イチから作り上げていきました。苦労もしましたがとてもやりがいがありました。

―そうした「とくさくnavi」が、いよいよオープンしたのですね。今後、「とくさくnavi」が会員さまにとってどのような存在になってほしい、などはありますでしょうか?

泉:「とくさくnavi」は毎日、ニュース番組やSNSを見るようにお役立ていただけたらな、と思っています。

野上:スマートフォンでの利用もできますし、会員さま1社につき5名さままでID登録もできますので、会社の皆さまの情報収集のお供になれるよう、頑張っていきたいですね。

窪内:会員さま同士で「今日の『とくさくnavi』見た?」のような会話をしていただけるように、会員さまの役に立つ情報をたくさん配信していきたいな、と思っています。とくぎんでサクッと気軽に利用できる「とくさくnavi」になってほしいですね。

杉:「とくさくnavi」でしか手に入らない情報を届けることで、いつもお世話になっている皆さまに少しでも恩返しができましたら幸いです。

―「とくさくnavi」は、会員の皆さまの情報収集に欠かせない存在になってほしいということですね。加えて、未来への展望を教えていただいてもよろしいでしょうか?

野上:そうですね……最初はセミナーの案内やコラムの配信から始まりますが、将来的には、この「とくさくnavi」が会員の皆さまをつなぐ場になればと考えています。

窪内:つなぐ、良いですね! 例えばですが経営者の方だけではなく、経理部門の方、人事部門の方など、会社の皆さま同士も交流できるようになると素敵ですね。

杉:徳島と大阪の2府県に拠点があるのも当行の大きな特徴なので、離れた地域のお客さま同士をつなぐ機会を「とくさくnavi」で創出できたら嬉しいですよね。

泉:加えて、ビジネスの情報だけではなく、釣りや将棋など、趣味が合うお客さま同士でもつながることができる機能なども実現できたら……と思っています。

―皆さんのお話を聞いていると、この「とくさくnavi」の開設は、とくぎんサクセスクラブにとっても、新たな第一歩なのだと伝わってきます。

杉:会員さまのために、日々新しいことをやっていきたい! という気持ちです。そうした活動を通じて、徳島大正銀行のファンがひとりでも増えたら良いなと思います。

泉:「とくさくnavi」は未来のためのファースト・ステップとして、10年後の会員さまや担当者にも恥じないようなサービスであってほしいし、そうしていきたいです。

窪内:10年先、って言葉すごく素敵ですね。とくぎんサクセスクラブらしい、温かみのあるサービスで、10年先も皆さまの応援を続けていけたらと思います。

野上:「とくさくnavi」を通して、会員さまの企業価値の向上、地域の活性化が実現できるサイトになってほしいと思います。

3 未来への第一歩

―最後に、会員の皆さまに一言お願いします!

野上:「とくさくnavi」は、これから皆さまと一緒に作り上げていくサイトだと考えております。どんどん新しい企画をしていこうと考えておりますので、よろしくお願いいたします。こんな企画をしてほしい、などの要望も大歓迎です! これからもお力添えさせていただけるよう、私どもも一丸となって頑張ります!

泉:唯一無二のサービスを目指します! 会員の皆さまのお役に立てるよう、皆さまの全力の応援団として、精一杯お力添えしていきます!

窪内:「とくさくnavi」を通して、会員さま同士や会員さまと徳島大正銀行の交流がより濃く、有意義なものになっていけばと考えております。今まで以上に、会員の皆さまの声をお聞きできるようになれば嬉しいです!

杉:「とくさくnavi」で、経営だけではなく日々の「得策(とくさく)」も、会員の皆さまにお伝えしていければと思います。皆でもっと、未来の徳島を元気にしましょう!

徳島大正銀行にとって、

「とくさくnavi」はとくぎんサクセスクラブ会員の皆さまと手を組んで、未来へ踏み出すための第一歩

です。

徳島大正銀行ならびに「とくさくnavi」事務局一同、会員の皆さまにお力添えできますよう、また、10年後の未来においても愛されるサービスでいられるように、この場所で日々、皆さまにとっての「得策」を発信・提供していきます。

今日から、ここから、とくぎんサクセスクラブは新たなスタートを切ります。これからも末永く、よろしくお願いいたします!

以上(2024年10月作成)