【業種別データ】電気計測器製造業の動向

書いてあること

  • 主な読者:各業種の産業規模、経営指標などを知りたい経営者
  • 課題:さまざまなデータを集める必要があり、時間や手間がかかる
  • 解決策:事業所数や製造品出荷額等から近年の動向を把握する。経営指標で各業種の平均値を知る

1 業界動向

1)業界全体

2019年の電気計測器製造業の事業所数は689事業所(対前年比100.1%)、従業者数は4万2646人(対前年比104.7%)、製造品出荷額等は1兆3260億400万円(対前年比95.6%)となっています。

1事業所当たりの従業者数は62人(対前年比104.5%)、現金給与総額は3億1900万円(対前年比103.4%)、原材料使用額等は11億2000万円(対前年比97.4%)、製造品出荷額等は19億2500万円(対前年比95.5%)、付加価値額は7億3600万円(対前年比90.2%)となっています。

従業者1人当たりの現金給与総額は516万円(対前年比98.9%)、製造品出荷額等は3109万円(対前年比91.4%)、付加価値額は1188万円(対前年比86.4%)となっています。

製造品出荷額等に占める原材料使用額等比率は58.2%(対前年比102.0%)、同付加価値額比率は38.2%(対前年比94.5%)、同現金給与総額比率は16.6%(対前年比108.2%)となっています。

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2)電気計測器製造業(別掲を除く)

2019年の電気計測器製造業(別掲を除く)の事業所数は373事業所(対前年比101.6%)、従業者数は2万1485人(対前年比103.6%)、製造品出荷額等は5915億2900万円(対前年比96.2%)となっています。

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3)工業計器製造業

2019年の工業計器製造業の事業所数は212事業所(対前年比100.0%)、従業者数は9400人(対前年比108.0%)、製造品出荷額等は2558億8000万円(対前年比94.1%)となっています。

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4)医療用計測器製造業

2019年の医療用計測器製造業の事業所数は104事業所(対前年比95.4%)、従業者数は1万1761人(対前年比104.1%)、製造品出荷額等は4785億9500万円(対前年比95.8%)となっています。

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2 品目別・都道府県別出荷金額ランキング(2019年実績)

品目別・都道府県別出荷金額ランキング(2019年実績)は次の通りです。

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3 経営指標

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以上(2022年1月)

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【業種別データ】寝具・その他の繊維製品製造業の動向

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1 業界動向

1)業界全体

2019年のその他の繊維製品製造業の事業所数は2511事業所(対前年比97.1%)、従業者数は5万1562人(対前年比98.4%)、製造品出荷額等は9379億2400万円(対前年比99.8%)となっています。

1事業所当たりの従業者数は21人(対前年比101.3%)、現金給与総額は6100万円(対前年比102.5%)、原材料使用額等は2億2700万円(対前年比102.3%)、製造品出荷額等は3億7400万円(対前年比102.8%)、付加価値額は1億2900万円(対前年比102.2%)となっています。

従業者1人当たりの現金給与総額は297万円(対前年比101.2%)、製造品出荷額等は1819万円(対前年比101.5%)、付加価値額は626万円(対前年比100.8%)となっています。

製造品出荷額等に占める原材料使用額等比率は60.7%(対前年比99.5%)、同付加価値額比率は34.4%(対前年比99.4%)、同現金給与総額比率は16.3%(対前年比99.7%)となっています。

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2)寝具製造業

2019年の寝具製造業の事業所数は401事業所(対前年比96.4%)、従業者数は6600人(対前年比95.1%)、製造品出荷額等は992億6500万円(対前年比100.3%)となっています。

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3)毛布製造業

2019年の毛布製造業の事業所数は19事業所(対前年比86.4%)、従業者数は308人(対前年比95.7%)、製造品出荷額等は51億600万円(対前年比88.2%)となっています。

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4)じゅうたん・その他の繊維製床敷物製造業

2019年のじゅうたん・その他の繊維製床敷物製造業の事業所数は138事業所(対前年比95.8%)、従業者数は4173人(対前年比93.0%)、製造品出荷額等は1531億900万円(対前年比95.8%)となっています。

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5)帆布製品製造業

2019年の帆布製品製造業の事業所数は423事業所(対前年比98.8%)、従業者数は5167人(対前年比93.2%)、製造品出荷額等は848億6400万円(対前年比82.5%)となっています。

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6)繊維製袋製造業

2019年の繊維製袋製造業の事業所数は76事業所(対前年比107.0%)、従業者数は1527人(対前年比139.1%)、製造品出荷額等は337億1000万円(対前年比293.0%)となっています。

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7)刺しゅう業

2019年の刺しゅう業の事業所数は310事業所(対前年比95.4%)、従業者数は3237人(対前年比90.9%)、製造品出荷額等は196億100万円(対前年比89.2%)となっています。

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8)タオル製造業

2019年のタオル製造業の事業所数は147事業所(対前年比99.3%)、従業者数は3191人(対前年比102.7%)、製造品出荷額等は535億9500万円(対前年比100.0%)となっています。

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9)繊維製衛生材料製造業

2019年の繊維製衛生材料製造業の事業所数は80事業所(対前年比96.4%)、従業者数は4939人(対前年比105.9%)、製造品出荷額等は1394億9100万円(対前年比107.6%)となっています。

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10)他に分類されない繊維製品製造業

2019年の他に分類されない繊維製品製造業の事業所数は917事業所(対前年比96.7%)、従業者数は2万2420人(対前年比98.9%)、製造品出荷額等は3491億8400万円(対前年比98.3%)となっています。

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2 品目別・都道府県別出荷金額ランキング(2019年実績)

品目別・都道府県別出荷金額ランキング(2019年実績)は次の通りです。

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3 経営指標

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以上(2021年12月)

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【業種別データ】製鋼・製鋼圧延業の動向

書いてあること

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1 業界動向

1)業界全体

2019年の製鋼・製鋼圧延業の事業所数は71事業所(対前年比100.0%)、従業者数は2万6875人(対前年比101.5%)、製造品出荷額等は2兆8601億5500万円(対前年比92.1%)となっています。

1事業所当たりの従業者数は379人(対前年比101.5%)、現金給与総額は23億9000万円(対前年比102.8%)、原材料使用額等は301億7200万円(対前年比84.7%)、製造品出荷額等は402億8400万円(対前年比92.1%)、付加価値額は81億4000万円(対前年比109.7%)となっています。

従業者1人当たりの現金給与総額は631万円(対前年比101.3%)、製造品出荷額等は1億642万円(対前年比90.8%)、付加価値額は2150万円(対前年比108.1%)となっています。

製造品出荷額等に占める原材料使用額等比率は74.9%(対前年比91.9%)、同付加価値額比率は20.2%(対前年比119.0%)、同現金給与総額比率は5.9%(対前年比111.6%)となっています。

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2 品目別・都道府県別出荷金額ランキング(2019年実績)

経済産業省「2020年工業統計表 品目別統計表」には、製鋼を行わない鋼材製造業(表面処理鋼材を除く)関連の品目が掲載されていないため、ここに紹介することができません。

3 経営指標

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以上(2022年1月)

pj55067
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【業種別データ】日用雑貨、その他のプラスチック製品製造業の動向

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1 業界動向

1)業界全体

2019年の日用雑貨、その他のプラスチック製品製造業の事業所数は3056事業所(対前年比100.8%)、従業者数は11万4172人(対前年比101.7%)、製造品出荷額等は2兆9619億3300万円(対前年比105.3%)となっています。

1事業所当たりの従業者数は37人(対前年比100.8%)、現金給与総額は1億4500万円(対前年比102.9%)、原材料使用額等は5億2400万円(対前年比104.8%)、製造品出荷額等は9億6900万円(対前年比104.5%)、付加価値額は3億7800万円(対前年比102.5%)となっています。

従業者1人当たりの現金給与総額は389万円(対前年比102.0%)、製造品出荷額等は2594万円(対前年比103.6%)、付加価値額は1012万円(対前年比101.7%)となっています。

製造品出荷額等に占める原材料使用額等比率は54.1%(対前年比100.4%)、同付加価値額比率は39.0%(対前年比98.1%)、同現金給与総額比率は15.0%(対前年比98.5%)となっています。

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2)プラスチック製日用雑貨・食卓用品製造業

2019年のプラスチック製日用雑貨・食卓用品製造業の事業所数は645事業所(対前年比102.7%)、従業者数は1万6782人(対前年比100.8%)、製造品出荷額等は4026億1100万円(対前年比102.1%)となっています。

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3)プラスチック製容器製造業

2019年のプラスチック製容器製造業の事業所数は994事業所(対前年比98.5%)、従業者数は4万8808人(対前年比101.6%)、製造品出荷額等は1兆3831億2700万円(対前年比101.8%)となっています。

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4)他に分類されないプラスチック製品製造業

2019年の他に分類されないプラスチック製品製造業の事業所数は770事業所(対前年比103.2%)、従業者数は3万3854人(対前年比104.7%)、製造品出荷額等は9332億7800万円(対前年比114.0%)となっています。

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5)他に分類されないプラスチック製品加工業

2019年の他に分類されないプラスチック製品加工業の事業所数は647事業所(対前年比99.8%)、従業者数は1万4728人(対前年比96.4%)、製造品出荷額等は2429億1700万円(対前年比101.1%)となっています。

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2 品目別・都道府県別出荷金額ランキング(2019年実績)

品目別・都道府県別出荷金額ランキング(2019年実績)は次の通りです。

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3 経営指標

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以上(2022年1月)

pj55051
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【業種別データ】無機化学工業製品製造業の動向

書いてあること

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1 業界動向

1)業界全体

2019年の無機化学工業製品製造業の事業所数は777事業所(対前年比100.3%)、従業者数は3万6702人(対前年比100.9%)、製造品出荷額等は2兆3928億2500万円(対前年比103.2%)となっています。

1事業所当たりの従業者数は47人(対前年比100.6%)、現金給与総額は2億6900万円(対前年比101.2%)、原材料使用額等は19億3700万円(対前年比104.6%)、製造品出荷額等は30億8000万円(対前年比102.9%)、付加価値額は9億8900万円(対前年比99.2%)となっています。

従業者1人当たりの現金給与総額は570万円(対前年比100.5%)、製造品出荷額等は6520万円(対前年比102.3%)、付加価値額は2094万円(対前年比98.6%)となっています。

製造品出荷額等に占める原材料使用額等比率は62.9%(対前年比101.6%)、同付加価値額比率は32.1%(対前年比96.4%)、同現金給与総額比率は8.7%(対前年比98.3%)となっています。

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2)ソーダ工業

2019年のソーダ工業の事業所数は16事業所(対前年比100.0%)、従業者数は3351人(対前年比105.0%)、製造品出荷額等は2240億7400万円(対前年比96.1%)となっています。

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3)無機顔料製造業

2019年の無機顔料製造業の事業所数は53事業所(対前年比101.9%)、従業者数は4087人(対前年比103.5%)、製造品出荷額等は2713億2500万円(対前年比96.8%)となっています。

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4)圧縮ガス・液化ガス製造業

2019年の圧縮ガス・液化ガス製造業の事業所数は240事業所(対前年比99.2%)、従業者数は6000人(対前年比108.9%)、製造品出荷額等は4078億6900万円(対前年比117.8%)となっています。

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5)塩製造業

2019年の塩製造業の事業所数は66事業所(対前年比101.5%)、従業者数は1974人(対前年比101.2%)、製造品出荷額等は568億6100万円(対前年比103.8%)となっています。

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6)その他の無機化学工業製品製造業

2019年のその他の無機化学工業製品製造業の事業所数は402事業所(対前年比100.5%)、従業者数は2万1290人(対前年比97.8%)、製造品出荷額等は1兆4326億9500万円(対前年比102.0%)となっています。

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2 品目別・都道府県別出荷金額ランキング(2019年実績)

品目別・都道府県別出荷金額ランキング(2019年実績)は次の通りです。

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3 経営指標

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以上(2021年12月)

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【業種別データ】紙製容器製造業の動向

書いてあること

  • 主な読者:各業種の産業規模、経営指標などを知りたい経営者
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1 業界動向

1)業界全体

2019年の紙製容器製造業の事業所数は3051事業所(対前年比98.2%)、従業者数は8万9172人(対前年比100.1%)、製造品出荷額等は2兆6322億3700万円(対前年比103.2%)となっています。

1事業所当たりの従業者数は29人(対前年比102.0%)、現金給与総額は1億1200万円(対前年比103.4%)、原材料使用額等は5億5400万円(対前年比105.4%)、製造品出荷額等は8億6300万円(対前年比105.1%)、付加価値額は2億6600万円(対前年比104.4%)となっています。

従業者1人当たりの現金給与総額は383万円(対前年比101.3%)、製造品出荷額等は2952万円(対前年比103.0%)、付加価値額は909万円(対前年比102.3%)となっています。

製造品出荷額等に占める原材料使用額等比率は64.2%(対前年比100.2%)、同付加価値額比率は30.8%(対前年比99.3%)、同現金給与総額比率は13.0%(対前年比98.4%)となっています。

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2)重包装紙袋製造業

2019年の重包装紙袋製造業の事業所数は118事業所(対前年比101.7%)、従業者数は3684人(対前年比100.5%)、製造品出荷額等は810億5200万円(対前年比100.0%)となっています。

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3)角底紙袋製造業

2019年の角底紙袋製造業の事業所数は80事業所(対前年比95.2%)、従業者数は3207人(対前年比97.5%)、製造品出荷額等は823億6200万円(対前年比102.8%)となっています。

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4)段ボール箱製造業

2019年の段ボール箱製造業の事業所数は1767事業所(対前年比97.6%)、従業者数は5万2284人(対前年比99.3%)、製造品出荷額等は1兆8420億3000万円(対前年比103.4%)となっています。

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5)紙器製造業

2019年の紙器製造業の事業所数は1086事業所(対前年比99.0%)、従業者数は2万9997人(対前年比101.9%)、製造品出荷額等は6267億9300万円(対前年比103.0%)となっています。

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2 品目別・都道府県別出荷金額ランキング(2019年実績)

品目別・都道府県別出荷金額ランキング(2019年実績)は次の通りです。

画像6

3 経営指標

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以上(2021年12月)

pj55035
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【業種別データ】通信機械器具・同関連機械器具製造業の動向

書いてあること

  • 主な読者:各業種の産業規模、経営指標などを知りたい経営者
  • 課題:さまざまなデータを集める必要があり、時間や手間がかかる
  • 解決策:事業所数や製造品出荷額等から近年の動向を把握する。経営指標で各業種の平均値を知る

1 業界動向

1)業界全体

2019年の通信機械器具・同関連機械器具製造業の事業所数は500事業所(対前年比99.8%)、従業者数は6万1576人(対前年比96.8%)、製造品出荷額等は3兆3932億5600万円(対前年比96.5%)となっています。

1事業所当たりの従業者数は123人(対前年比97.0%)、現金給与総額は7億2700万円(対前年比97.0%)、原材料使用額等は43億8600万円(対前年比97.0%)、製造品出荷額等は67億8700万円(対前年比96.7%)、付加価値額は22億4000万円(対前年比94.4%)となっています。

従業者1人当たりの現金給与総額は590万円(対前年比99.9%)、製造品出荷額等は5511万円(対前年比99.7%)、付加価値額は1819万円(対前年比97.2%)となっています。

製造品出荷額等に占める原材料使用額等比率は64.6%(対前年比100.3%)、同付加価値額比率は33.0%(対前年比97.6%)、同現金給与総額比率は10.7%(対前年比100.3%)となっています。

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2)有線通信機械器具製造業

 2019年の有線通信機械器具製造業の事業所数は93事業所(対前年比101.1%)、従業者数は1万3456人(対前年比99.6%)、製造品出荷額等は7387億200万円(対前年比101.0%)となっています。

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3)携帯電話機・PHS電話機製造業

2019年の携帯電話機・PHS電話機製造業の事業所数は22事業所(対前年比68.8%)、従業者数は1930人(対前年比75.4%)、製造品出荷額等は2133億8700万円(対前年比159.3%)となっています。

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4)無線通信機械器具製造業

2019年の無線通信機械器具製造業の事業所数は166事業所(対前年比100.0%)、従業者数は3万360人(対前年比92.6%)、製造品出荷額等は1兆7789億6300万円(対前年比91.2%)となっています。

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5)ラジオ受信機・テレビジョン受信機製造業

2019年のラジオ受信機・テレビジョン受信機製造業の事業所数は7事業所(対前年比87.5%)、従業者数は1600人(対前年比92.7%)、製造品出荷額等は1129億9600万円(対前年比57.5%)となっています。

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6)交通信号保安装置製造業

2019年の交通信号保安装置製造業の事業所数は116事業所(対前年比104.5%)、従業者数は6286人(対前年比123.8%)、製造品出荷額等は2353億1700万円(対前年比120.7%)となっています。

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7)その他の通信機械器具・同関連機械器具製造業

2019年のその他の通信機械器具・同関連機械器具製造業の事業所数は96事業所(対前年比104.3%)、従業者数は7944人(対前年比100.0%)、製造品出荷額等は3138億9100万円(対前年比101.5%)となっています。

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2 品目別・都道府県別出荷金額ランキング(2019年実績)

品目別・都道府県別出荷金額ランキング(2019年実績)は次の通りです。

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3 経営指標

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以上(2022年1月)

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画像:pixabay

【朝礼】ストライクゾーンの広げ方

皆さんは、野球の「ストライクゾーン」がどの範囲を指すか知っていますか。簡単に言うと、ストライクゾーンは、打者が自然体でボールを打つことのできる範囲を指します。縦幅の上限は、打者の肩の上部とユニホームのズボン上部との中間点で、下限は膝頭の下部です。この上限と下限の間にあり、なおかつホームベース上にある空間が、ストライクゾーンというわけです。

つまり、ストライクゾーンの縦幅は、打者によって変わるということになります。背の高い打者であれば、ストライクゾーンは広くなるのです。

私はビジネスにおいてもストライクゾーンがあると思っています。対応できる範囲、あるいは得意分野と言い換えてもいいでしょう。

ビジネスにおけるストライクゾーンも、野球と同じように人によって範囲が異なります。野球と違うのは、無限大に広げることができるという点です。野球のストライクゾーンはルールで決められていますが、ビジネスの場合はそうではありません。自分自身の努力や心掛け次第で、いくらでも広げることができるというのが私の考えです。

しかし、最近の皆さんを見ていると、自らストライクゾーンを狭めてしまっているように思えます。これほどもったいないことはありません。

皆さんは、仕事の進め方一つにしても、前例踏襲にこだわり、従来とは違うやり方を「厄介だ」「面倒だ」と頭から否定してはいないでしょうか。それではストライクゾーンは狭いままです。決まった軌道のボールは打てるでしょうが、応用が利かず、できることも増えていきません。

皆さんには、ビジネスにおけるストライクゾーンを広げる努力をしてほしいのですが、そのためには、柔軟性と行動力が必要です。

例えば、お客様や私、上司などから、従来とは違うことをお願いされたときでも、「まずは、やってみる」ようにしてください。前例があるかどうかは全く関係ありません。「できない」と決めてかからず、できる方法を柔軟に考えることです。

ただ、今の知識やノウハウでは足りないことも出てくるはずです。その際には、その分野に詳しい人を探し、連絡を取り、実際に話を聞いてみてください。関連する勉強会に参加してもよいでしょう。こうして行動を起こすことで、ストライクゾーンは広がっていくのです。

また、社内外のさまざまな人と交流していると、「この人はストライクゾーンが広い」と思える人にも出会えます。そうした人には、どのようにして広げているのか、日ごろの行動を聞いて参考にするのもよいでしょう。

どのようなボールが来ても対応できるストライクゾーンの広さは、皆さんの武器になります。今日からぜひ、広げる努力をしてください。

以上(2021年11月)

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画像:Mariko Mitsuda

【朝礼】去るときは悲しみよりも喜びを

先日、父と母と3人で、あるタレントさんが登場するテレビ番組を見ていました。そのタレントさんは、長年芸能界で活躍している大スターです。今でも面白いトークを展開する方なのですが、最近は高齢のため、滑舌やはつらつさなどは、さすがに昔に比べると衰えてきています。そんなタレントさんを巡って、父と母が軽い口論になりました。

母「この人も年を取ったね。さすがにそろそろ引退したほうがいいんじゃないかしら」

父「ばかなことを言っちゃいけない。衰えても、応援してくれるファンがいる限り、頑張らなきゃいけないのがスターってもんだ」

母「これ以上衰えを見せたら、それこそファンが悲しむでしょう。潮時を見極めるのもスターの務めじゃないの?」

結局、この口論は私が「まぁまぁ」と間に割って入ったことで終わりました。

父と母の口論を振り返ると、父も母も「ファンを悲しませない」という視点に立っていて、私はどちらの言い分も一理あると思いました。だからこそ、仮に自分がこのタレントさんと同じ立場に立った場合、衰えてでも活動を続けるのか、あるいは引退するのか、その選択が非常に難しいと感じました。前者を取れば衰えを気にするファンが、後者を取れば活動継続を希望するファンが、それぞれ悲しむことになるからです。

ただ、そんなことを考えていたとき、私はふと「ファンを悲しませないことだけが、ファンを大切にすることになるのかな」と疑問に思いました。なぜこんな疑問が出てきたかというと、数年前に野球選手を引退したイチロー氏の言葉を思い出したからです。

イチロー氏は引退会見で、「引退に当たって後悔や思い残したことはないか」と質問され、「あんなもの見せられたら後悔などあろうはずがありません」と答えていました。「あんなもの」とは、その日の引退試合での観客の歓声のことです。イチロー氏は、母国の日本で引退試合を行い、多くの日本人の目の前で最後の勇姿を見せてくれました。ファンにとって最高の舞台で、「引退の悲しみを上回るほどの喜び」を与えたイチロー氏の去り際は、実に爽やかでした。

私たちは、一ビジネスパーソンですが、ある意味で「ファン」ともいうべき、大切なお客さまがいます。そして、私たちが会社に属している以上、定年退職や部署異動などによって、いつかお客さまとの別れのときがやって来ます。そんな引退の時期が来たとき、私は、お客さまから「ただ悲しまれるだけ」で引退していくような社員にはなりたくありません。商品やサービスを通じて、引退の悲しみを上回るだけの喜びを与え、「ありがとう」と感謝されながらお別れしてもらえるような、そんな社員になれるように、業務にまい進したいと思います。

以上(2021年10月)

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画像:Mariko Mitsuda

【業種別データ】調味料製造業の動向

書いてあること

  • 主な読者:各業種の産業規模、経営指標などを知りたい経営者
  • 課題:さまざまなデータを集める必要があり、時間や手間がかかる
  • 解決策:事業所数や製造品出荷額等から近年の動向を把握する。経営指標で各業種の平均値を知る/li>

1 業界動向

1)業界全体

2019年の調味料製造業の事業所数は1401事業所(対前年比98.4%)、従業者数は5万3940人(対前年比103.0%)、製造品出荷額等は1兆986億7300万円(対前年比102.3%)となっています。

1事業所当たりの従業者数は39人(対前年比104.7%)、現金給与総額は1億4600万円(対前年比105.7%)、原材料使用額等は7億8400万円(対前年比104.0%)、製造品出荷額等は14億7000万円(対前年比102.6%)、付加価値額は6億100万円(対前年比100.3%)となっています。

従業者1人当たりの現金給与総額は379万円(対’前年比101.0%)、製造品出荷額等は3817万円(対前年比98.0%)、付加価値額は1560万円(対前年比95.9%)となっています。

製造品出荷額等に占める原材料使用額等比率は53.4%(対前年比101.3%)、同付加価値額比率は40.9%(対前年比97.8%)、同現金給与総額比率は9.9%(対前年比103.1%)となっています。

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2)味そ製造業

2019年の味そ製造業の事業所数は320事業所(対前年比100.3%)、従業者数は5097人(対前年比99.0%)、製造品出荷額等は1196億6600万円(対前年比100.4%)となっています。

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3)しょう油・食用アミノ酸製造業

2019年のしょう油・食用アミノ酸製造業の事業所数は351事業所(対前年比97.5%)、従業者数は7023人(対前年97.4%)、製造品出荷額等は1703億8400万円(対前年比86.6%)となっています。

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4)ソース製造業

2019年のソース製造業の事業所数は133事業所(対前年比99.3%)、従業者数は7493人(対前年比110.0%)、製造品出荷額等は2842億2800万円(対前年比101.2%)となっています。

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5)食酢製造業

2019年の食酢製造業の事業所数は56事業所(対前年比94.9%)、従業者数は1992人(対前年比100.8%)、製造品出荷額等は612億3200万円(対前年比100.4%)となっています。

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6)その他の調味料製造業

2019年のその他の調味料製造業の事業所数は541事業所(対前年比98.0%)、従業者数は3万2335人(対前年比103.5%)、製造品出荷額等は1兆4233億5800万円(対前年比103.0%)となっています。

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2 品目別・都道府県別出荷金額ランキング(2019年実績)

品目別・都道府県別出荷金額ランキング(2019年実績)は次の通りです。

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3 経営指標

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以上(2021年12月)

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画像:Extarz-shutterstock