【業種別データ】調味料製造業の動向

書いてあること

  • 主な読者:各業種の産業規模、経営指標などを知りたい経営者
  • 課題:さまざまなデータを集める必要があり、時間や手間がかかる
  • 解決策:事業所数や製造品出荷額等から近年の動向を把握する。経営指標で各業種の平均値を知る/li>

1 業界動向

1)業界全体

2019年の調味料製造業の事業所数は1401事業所(対前年比98.4%)、従業者数は5万3940人(対前年比103.0%)、製造品出荷額等は1兆986億7300万円(対前年比102.3%)となっています。

1事業所当たりの従業者数は39人(対前年比104.7%)、現金給与総額は1億4600万円(対前年比105.7%)、原材料使用額等は7億8400万円(対前年比104.0%)、製造品出荷額等は14億7000万円(対前年比102.6%)、付加価値額は6億100万円(対前年比100.3%)となっています。

従業者1人当たりの現金給与総額は379万円(対’前年比101.0%)、製造品出荷額等は3817万円(対前年比98.0%)、付加価値額は1560万円(対前年比95.9%)となっています。

製造品出荷額等に占める原材料使用額等比率は53.4%(対前年比101.3%)、同付加価値額比率は40.9%(対前年比97.8%)、同現金給与総額比率は9.9%(対前年比103.1%)となっています。

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2)味そ製造業

2019年の味そ製造業の事業所数は320事業所(対前年比100.3%)、従業者数は5097人(対前年比99.0%)、製造品出荷額等は1196億6600万円(対前年比100.4%)となっています。

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3)しょう油・食用アミノ酸製造業

2019年のしょう油・食用アミノ酸製造業の事業所数は351事業所(対前年比97.5%)、従業者数は7023人(対前年97.4%)、製造品出荷額等は1703億8400万円(対前年比86.6%)となっています。

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4)ソース製造業

2019年のソース製造業の事業所数は133事業所(対前年比99.3%)、従業者数は7493人(対前年比110.0%)、製造品出荷額等は2842億2800万円(対前年比101.2%)となっています。

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5)食酢製造業

2019年の食酢製造業の事業所数は56事業所(対前年比94.9%)、従業者数は1992人(対前年比100.8%)、製造品出荷額等は612億3200万円(対前年比100.4%)となっています。

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6)その他の調味料製造業

2019年のその他の調味料製造業の事業所数は541事業所(対前年比98.0%)、従業者数は3万2335人(対前年比103.5%)、製造品出荷額等は1兆4233億5800万円(対前年比103.0%)となっています。

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2 品目別・都道府県別出荷金額ランキング(2019年実績)

品目別・都道府県別出荷金額ランキング(2019年実績)は次の通りです。

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3 経営指標

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以上(2021年12月)

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【業種別データ】電池製造業の動向

書いてあること

  • 主な読者:各業種の産業規模、経営指標などを知りたい経営者
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1 業界動向

1)業界全体

2019年の電池製造業の事業所数は146事業所(対前年比102.8%)、従業者数は3万263人(対前年比103.8%)、製造品出荷額等は1兆2164億4900万円(対前年比93.2%)となっています。

1事業所当たりの従業者数は207人(対前年比100.9%)、現金給与総額は11億4500万円(対前年比95.7%)、原材料使用額等は56億5200万円(対前年比88.4%)、製造品出荷額等は83億3200万円(対前年比90.6%)、付加価値額は20億9100万円(対前年比88.8%)となっています。

従業者1人当たりの現金給与総額は552万円(対前年比94.8%)、製造品出荷額等は4020万円(対前年比89.8%)、付加価値額は1009万円(対前年比87.9%)となっています。

製造品出荷額等に占める原材料使用額等比率は67.8%(対前年比97.5%)、同付加価値額比率は25.1%(対前年比97.9%)、同現金給与総額比率は13.7%(対前年比105.5%)となっています。

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2)蓄電池製造業

2019年の蓄電池製造業の事業所数は116事業所(対前年比103.6%)、従業者数は2万6693人(対前年比103.4%)、製造品出荷額等は1兆902億200万円(対前年比91.9%)となっています。

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3)一次電池(乾電池、湿電池)製造業

2019年の一次電池(乾電池、湿電池)製造業の事業所数は30事業所(対前年比100.0%)、従業者数は3570人(対前年比106.7%)、製造品出荷額等は1262億4600万円(対前年比106.5%)となっています。

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2 品目別・都道府県別出荷金額ランキング(2019年実績)

品目別・都道府県別出荷金額ランキング(2019年実績)は次の通りです。

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3 経営指標

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以上(2022年1月)

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【業種別データ】パレット、模型、眼鏡など他に分類されない製造業の動向

書いてあること

  • 主な読者:各業種の産業規模、経営指標などを知りたい経営者
  • 課題:さまざまなデータを集める必要があり、時間や手間がかかる
  • 解決策:事業所数や製造品出荷額等から近年の動向を把握する。経営指標で各業種の平均値を知る

1 業界動向

1)業界全体

2019年の他に分類されない製造業の事業所数は3220事業所(対前年比97.7%)、従業者数は7万1893人(対前年比98.6%)、製造品出荷額等は2兆6747億600万円(対前年比103.1%)となっています。

1事業所当たりの従業者数は22人(対前年比100.9%)、現金給与総額は9500万円(対前年比104.5%)、原材料使用額等は4億8800万円(対前年比105.9%)、製造品出荷額等は8億3100万円(対前年比105.5%)、付加価値額は3億1400万円(対前年比104.7%)となっています。

従業者1人当たりの現金給与総額は424万円(対前年比103.6%)、製造品出荷額等は3720万円(対前年比104.6%)、付加価値額は1408万円(対前年比103.8%)となっています。

製造品出荷額等に占める原材料使用額等比率は58.8%(対前年比100.4%)、同付加価値額比率は37.9%(対前年比99.2%)、同現金給与総額比率は11.4%(対前年比99.1%)となっています。

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2)煙火製造業

2019年の煙火製造業の事業所数は99事業所(対前年比96.1%)、従業者数は1444人(対前年比95.3%)、製造品出荷額等は187億1000万円(対前年比98.5%)となっています。

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3)看板・標識機製造業

2019年の看板・標識機製造業の事業所数は1388事業所(対前年比97.4%)、従業者数は1万6759人(対前年比101.8%)、製造品出荷額等は4211億6100万円(対前年比96.9%)となっています。

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4)パレット製造業

2019年のパレット製造業の事業所数は233事業所(対前年比97.1%)、従業者数は4594人(対前年比94.5%)、製造品出荷額等は1037億4500万円(対前年比99.3%)となっています。

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5)モデル・模型製造業

2019年のモデル・模型製造業の事業所数は116事業所(対前年比97.5%)、従業者数は1930人(対前年比95.1%)、製造品出荷額等は244億4800万円(対前年比96.3%)となっています。

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6)工業用模型製造業

2019年の工業用模型製造業の事業所数は534事業所(対前年比97.4%)、従業者数は8362人(対前年比98.8%)、製造品出荷額等は1290億3400万円(対前年比98.9%)となっています。

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7)情報記録物製造業(新聞、書籍等の印刷物を除く)

2019年の情報記録物製造業(新聞、書籍等の印刷物を除く)の事業所数は42事業所(対前年比100.0%)、従業者数は3187人(対前年比107.9%)、製造品出荷額等は5185億4400万円(対前年比99.5%)となっています。

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8)眼鏡製造業(枠を含む)

2019年の眼鏡製造業(枠を含む)の事業所数は215事業所(対前年比98.6%)、従業者数は7541人(対前年比97.2%)、製造品出荷額等は1547億1600万円(対前年比113.1%)となっています。

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9)他に分類されないその他の製造業

2019年の他に分類されないその他の製造業の事業所数は593事業所(対前年比98.8%)、従業者数は2万8076人(対前年比97.1%)、製造品出荷額等は1兆3043億4800万円(対前年比106.6%)となっています。

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2 品目別・都道府県別出荷金額ランキング(2019年実績)

品目別・都道府県別出荷金額ランキング(2019年実績)は次の通りです。

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3 経営指標

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以上(2022年1月)

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【業種別データ】航空機・同附属品製造業の動向

書いてあること

  • 主な読者:各業種の産業規模、経営指標などを知りたい経営者
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1 業界動向

1)業界全体

2019年の航空機・同附属品製造業の事業所数は327事業所(対前年比100.0%)、従業者数は4万9225人(対前年比113.1%)、製造品出荷額等は2兆6055億6400万円(対前年比114.4%)となっています。

1事業所当たりの従業者数は151人(対前年比113.1%)、現金給与総額は8億4700万円(対前年比113.2%)、原材料使用額等は44億3900万円(対前年比123.7%)、製造品出荷額等は79億6800万円(対前年比114.4%)、付加価値額は32億4700万円(対前年比114.5%)となっています。

従業者1人当たりの現金給与総額は563万円(対前年比100.0%)、製造品出荷額等は5293万円(対前年比101.1%)、付加価値額は2157万円(対前年比101.2%)となっています。

製造品出荷額等に占める原材料使用額等比率は55.7%(対前年比108.2%)、同付加価値額比率は40.7%(対前年比100.1%)、同現金給与総額比率は10.6%(対前年比99.0%)となっています。

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2)航空機製造業

2019年の航空機製造業の事業所数は8事業所(対前年比88.9%)、従業者数は8839人(対前年比96.0%)、製造品出荷額等は3285億6500万円(対前年比87.2%)となっています。

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3)航空機用原動機製造業

2019年の航空機用原動機製造業の事業所数は80事業所(対前年比106.7%)、従業者数は1万6843人(対前年比153.7%)、製造品出荷額等は1兆4571億5900万円(対前年比135.2%)となっています。

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4)その他の航空機部分品・補助装置製造業

2019年のその他の航空機部分品・補助装置製造業の事業所数は239事業所(対前年比98.4%)、従業者数は2万3543人(対前年比100.8%)、製造品出荷額等は8198億4100万円(対前年比99.5%)となっています。

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2 品目別・都道府県別出荷金額ランキング(2019年実績)

品目別・都道府県別出荷金額ランキング(2019年実績)は次の通りです。

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3 経営指標

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以上(2022年1月)

pj55125
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【業種別データ】紙製品製造業の動向

書いてあること

  • 主な読者:各業種の産業規模、経営指標などを知りたい経営者
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1 業界動向

1)業界全体

2019年の紙製品製造業の事業所数は629事業所(対前年比104.5%)、従業者数は1万7247人(対前年比102.9%)、製造品出荷額等は4595億7000万円(対前年比105.5%)となっています。

1事業所当たりの従業者数は27人(対前年比98.5%)、現金給与総額は9800万円(対前年比100.5%)、原材料使用額等は3億9900万円(対前年比98.9%)、製造品出荷額等は7億3100万円(対前年比100.9%)、付加価値額は2億9500万円(対前年比104.3%)となっています。

従業者1人当たりの現金給与総額は359万円(対前年比102.1%)、製造品出荷額等は2665万円(対前年比102.5%)、付加価値額は1074万円(対前年比105.9%)となっています。

製造品出荷額等に占める原材料使用額等比率は54.6%(対前年比98.0%)、同付加価値額比率は40.3%(対前年比103.3%)、同現金給与総額比率は13.5%(対前年比99.6%)となっています。

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2)事務用・学用紙製品製造業

2019年の事務用・学用紙製品製造業の事業所数は262事業所(対前年比104.0%)、従業者数は8882人(対前年比104.5%)、製造品出荷額等は2331億7600万円(対前年比109.6%)となっています。

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3)日用紙製品製造業

2019年の日用紙製品製造業の事業所数は111事業所(対前年比101.8%)、従業者数は2441人(対前年比104.5%)、製造品出荷額等は339億500万円(対前年比109.4%)となっています。

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4)その他の紙製品製造業

2019年のその他の紙製品製造業の事業所数は256事業所(対前年比106.2%)、従業者数は5924人(対前年比99.9%)、製造品出荷額等は2024億8900万円(対前年比100.7%)となっています。

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2 品目別・都道府県別出荷金額ランキング(2019年実績)

品目別・都道府県別出荷金額ランキング(2019年実績)は次の通りです。

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3 経営指標

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以上(2021年12月)

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【業種別データ】工業用プラスチック製品製造業の動向

書いてあること

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1 業界動向

1)業界全体

2019年の工業用プラスチック製品製造業の事業所数は4323事業所(対前年比98.7%)、従業者数は16万4331人(対前年比99.7%)、製造品出荷額等は3兆6580億3700万円(対前年比101.2%)となっています。

1事業所当たりの従業者数は38人(対前年比101.0%)、現金給与総額は1億4500万円(対前年比103.1%)、原材料使用額等は4億9200万円(対前年比102.4%)、製造品出荷額等は8億4600万円(対前年比102.5%)、付加価値額は3億500万円(対前年比101.7%)となっています。

従業者1人当たりの現金給与総額は380万円(対前年比102.0%)、製造品出荷額等は2226万円(対前年比101.4%)、付加価値額は804万円(対前年比100.6%)となっています。

製造品出荷額等に占める原材料使用額等比率は58.1%(対前年比99.9%)、同付加価値額比率は36.1%(対前年比99.2%)、同現金給与総額比率は17.1%(対前年比100.6%)となっています。

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2)電気機械器具用プラスチック製品製造業(加工業を除く)

2019年の電気機械器具用プラスチック製品製造業(加工業を除く)の事業所数は659事業所(対前年比97.3%)、従業者数は2万1847人(対前年比100.6%)、製造品出荷額等は4113億7600万円(対前年比98.9%)となっています。

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3)輸送機械器具用プラスチック製品製造業(加工業を除く)

2019年の輸送機械器具用プラスチック製品製造業(加工業を除く)の事業所数は1850事業所(対前年比101.0%)、従業者数は9万5411人(対前年比101.2%)、製造品出荷額等は2兆3504億円(対前年比104.0%)となっています。

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4)その他の工業用プラスチック製品製造業(加工業を除く)

2019年のその他の工業用プラスチック製品製造業(加工業を除く)の事業所数は958事業所(対前年比97.7%)、従業者数は2万9431人(対前年比97.1%)、製造品出荷額等は6225億3900万円(対前年比96.6%)となっています。

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5)工業用プラスチック製品加工業

2019年の工業用プラスチック製品加工業の事業所数は856事業所(対前年比96.1%)、従業者数は1万7642人(対前年比95.6%)、製造品出荷額等は2737億2100万円(対前年比92.7%)となっています。

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2 品目別・都道府県別出荷金額ランキング(2019年実績)

品目別・都道府県別出荷金額ランキング(2019年実績)は次の通りです。

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3 経営指標

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以上(2021年12月)

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【業種別データ】製鉄業の動向

書いてあること

  • 主な読者:各業種の産業規模、経営指標などを知りたい経営者
  • 課題:さまざまなデータを集める必要があり、時間や手間がかかる
  • 解決策:事業所数や製造品出荷額等から近年の動向を把握する。経営指標で各業種の平均値を知る

1 業界動向

1)業界全体

2019年の製鉄業の事業所数は28事業所(対前年比96.6%)、従業者数は4万2079人(対前年比100.7%)、製造品出荷額等は6兆2429億9900万円(対前年比94.4%)となっています。

1事業所当たりの従業者数は1503人(対前年比104.3%)、現金給与総額は101億6700万円(対前年比102.7%)、原材料使用額等は1990億8000万円(対前年比103.2%)、製造品出荷額等は2229億6400万円(対前年比97.8%)、付加価値額は154億8800万円(対前年比58.5%)となっています。

従業者1人当たりの現金給与総額は676万円(対前年比98.5%)、製造品出荷額等は1億4836万円(対前年比93.7%)、付加価値額は1031万円(対前年比56.1%)となっています。

製造品出荷額等に占める原材料使用額等比率は89.3%(対前年比105.5%)、同付加価値額比率は6.9%(対前年比59.8%)、同現金給与総額比率は4.6%(対前年比105.1%)となっています。

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2)高炉による製鉄業

2019年の高炉による製鉄業の事業所数は14事業所(対前年比100.0%)、従業者数は3万9586人(対前年比100.9%)、製造品出荷額等は5兆9903億6900万円(対前年比94.6%)となっています。

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3)フェロアロイ製造業

2019年のフェロアロイ製造業の事業所数は14事業所(対前年比93.3%)、従業者数は2493人(対前年比98.4%)、製造品出荷額等は2526億3000万円(対前年比89.6%)となっています。

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2 品目別・都道府県別出荷金額ランキング(2019年実績)

品目別・都道府県別出荷金額ランキング(2019年実績)は次の通りです。

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3 経営指標

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以上(2022年1月)

pj55066
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【業種別データ】化学肥料製造業の動向

書いてあること

  • 主な読者:各業種の産業規模、経営指標などを知りたい経営者
  • 課題:さまざまなデータを集める必要があり、時間や手間がかかる
  • 解決策:事業所数や製造品出荷額等から近年の動向を把握する。経営指標で各業種の平均値を知る

1 業界動向

1)業界全体

2019年の化学肥料製造業の事業所数は144事業所(対前年比98.6%)、従業者数は3893人(対前年比99.8%)、製造品出荷額等は2710億9600万円(対前年比97.6%)となっています。

1事業所当たりの従業者数は27人(対前年比101.2%)、現金給与総額は1億3100万円(対前年比101.5%)、原材料使用額等は13億4400万円(対前年比100.8%)、製造品出荷額等は18億8300万円(対前年比99.0%)、付加価値額は4億9400万円(対前年比96.6%)となっています。

従業者1人当たりの現金給与総額は484万円(対前年比100.4%)、製造品出荷額等は6964万円(対前年比97.8%)、付加価値額は1826万円(対前年比95.5%)となっています。

製造品出荷額等に占める原材料使用額等比率は71.4%(対前年比101.9%)、同付加価値額比率は26.2%(対前年比97.6%)、同現金給与総額比率は6.9%(対前年比102.6%)となっています。

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2)窒素質・りん酸質肥料製造業

2019年の窒素質・りん酸質肥料製造業の事業所数は10事業所(対前年比111.1%)、従業者数は461人(対前年比115.5%)、製造品出荷額等は402億2300万円(対前年比95.6%)となっています。

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3)複合肥料製造業

2019年の複合肥料製造業の事業所数は101事業所(対前年比100.0%)、従業者数は2777人(対前年比99.7%)、製造品出荷額等は2100億5900万円(対前年比99.1%)となっています。

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4)その他の化学肥料製造業

2019年のその他の化学肥料製造業の事業所数は33事業所(対前年比91.7%)、従業者数は655人(対前年比91.1%)、製造品出荷額等は208億1500万円(対前年比88.0%)となっています。

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2 品目別・都道府県別出荷金額ランキング(2019年実績)

品目別・都道府県別出荷金額ランキング(2019年実績)は次の通りです。

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3 経営指標

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以上(2021年12月)

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画像:Cavan-Adobe Stock

【業種別データ】電子応用装置製造業の動向

書いてあること

  • 主な読者:各業種の産業規模、経営指標などを知りたい経営者
  • 課題:さまざまなデータを集める必要があり、時間や手間がかかる
  • 解決策:事業所数や製造品出荷額等から近年の動向を把握する。経営指標で各業種の平均値を知る

1)業界全体

2019年の電子応用装置製造業の事業所数は486事業所(対前年比98.4%)、従業者数は2万8457人(対前年比98.9%)、製造品出荷額等は1兆774億9700万円(対前年比97.8%)となっています。

1事業所当たりの従業者数は59人(対前年比100.6%)、現金給与総額は3億4800万円(対前年比105.0%)、原材料使用額等は11億円(対前年比99.9%)、製造品出荷額等は22億1700万円(対前年比99.4%)、付加価値額は10億2300万円(対前年比94.7%)となっています。

従業者1人当たりの現金給与総額は594万円(対前年比104.4%)、製造品出荷額等は3786万円(対前年比98.9%)、付加価値額は1748万円(対前年比94.2%)となっています。

製造品出荷額等に占める原材料使用額等比率は49.6%(対前年比100.5%)、同付加価値額比率は46.2%(対前年比95.3%)、同現金給与総額比率は15.7%(対前年比105.6%)となっています。

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2)X線装置製造業

2019年のX線装置製造業の事業所数は82事業所(対前年比95.3%)、従業者数は6493人(対前年比94.5%)、製造品出荷額等は3738億3300万円(対前年比96.3%)となっています。

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3)医療用電子応用装置製造業

2019年の医療用電子応用装置製造業の事業所数は66事業所(対前年比101.5%)、従業者数は4200人(対前年比98.7%)、製造品出荷額等は2033億2600万円(対前年比100.8%)となっています。

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4)その他の電子応用装置製造業

2019年のその他の電子応用装置製造業の事業所数は338事業所(対前年比98.5%)、従業者数は1万7764人(対前年比100.7%)、製造品出荷額等は5003億3800万円(対前年比97.8%)となっています。

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2 品目別・都道府県別出荷金額ランキング(2019年実績)

品目別・都道府県別出荷金額ランキング(2019年実績)は次の通りです。

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3 経営指標

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以上(2022年1月)

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リーダーの条件/ローマ史から学ぶガバナンス(10)

書いてあること

  • 主な読者:現在・将来の自社のビジネスガバナンスを考えるためのヒントがほしい経営者
  • 課題:変化が激しい時代であり、既存のガバナンス論を学ぶだけでは、不十分
  • 解決策:古代ローマ史を時系列で追い、その長い歴史との対話を通じて、現代に生かせるヒントを学ぶ

1 古典的なリーダーシップ論

リーダー、あるいはリーダーシップは、古くから研究されてきました。人類が集団を形成し、社会生活を営むようになってから今日に至るまで、私たちはずっとその答えを探しているようです。絶対的な答えは存在しませんが、先人たちが考察してきたリーダーシップ論は、私たちに豊かな示唆を与えてくれます。ごく簡単にですが、リーダーシップ論の変遷をたどってみます。

いわゆるリーダーシップ論は、1900年代頃から活発に議論されるようになりました。近代産業の発展、軍隊の強大化などが背景にあります。最も古典的な考え方は「特性理論」で、リーダーは生まれながらの特性(性格や資質)によってリーダーシップを発揮していると捉えます。この理論は、優秀なリーダーを分析しても同じ特性ではないため、理論として不十分とされましたが、実際に、優れた経営者などを見ると、生まれながらの何かがあるようにも感じられます。

これに続き、1940~60年代に注目されたのは「行動理論」です。これは、リーダーシップは行動によって発揮されると考え、優れたリーダーの行動を類型化し、それを模倣することでリーダーを育成する理論です。「行動理論」に属する代表的な考え方としては、“人への関心”と“生産への関心”という2軸で捉える「マネジリアル・グリッド」や、“課題達成機能(Performance)”と“人間関係・集団維持機能(Maintenance)”という2軸で捉える「PM理論」などがあり、汎用的であるため、現在でも使われています。ただし、行動を模倣するだけでリーダーシップが身に付くわけではないという批判もありました。確かに、行動の模倣だけでは不十分ですが、優れたリーダーの行動軸を捉え、自分に取り入れることは有益でしょう。

2 現在のリーダーシップ論

1960~80年代には「条件適合理論」が提唱されました。これは、外部・内部環境などの条件によって有効なリーダーシップは異なると考え、それらの諸条件に適したリーダーシップに変化させるという理論です。代表的な考え方としては、リーダーの行動を分類し、“環境要因”と“部下の要因”によって、適したリーダーシップは変化すると説いた「パス・ゴール理論」、“リーダーとメンバーとの関係”“仕事の構造化度合い”“自分の地位とパワー”という業務の特徴とリーダーのタイプを組み合わせてリーダーシップを見極める「LPC理論」などがあります。

この「条件適合理論」が発展し、80年代以降、「コンセプト理論」という形で整理されています。「コンセプト理論」は、集団組織やビジネス環境に応じて起こるさまざまなパターンに対して取るべきリーダーシップを整理します。「変革型リーダーシップ」「サーバント・リーダーシップ」などのように、パターンごとにリーダーシップを描いた考え方になっています。

このように、どの時代のリーダーシップ論も、リーダー像を考える上での示唆を含んでいます。そして、「条件適合理論」や「コンセプト理論」に見られるように、結局のところ、リーダーシップとそれを取り巻くさまざまな歯車がうまくかみ合うことが重要であり、それによって、良い結果が生まれ、良い状態が維持されるのです。

3 五賢帝時代の始まり

さて、ローマ史においては、平和と繁栄を謳歌した最盛期といえる時代がありました。5人の皇帝による治世下であったため、「五賢帝時代」と呼ばれています。

前回、カリグラ以降の混乱期をご紹介しましたが、その混乱は、ヴェスパシアヌスが皇帝に就き、一時的に回復されました。しかし、その後を継いだ長男ティトゥスは2年で病死し、経験に乏しい次男ドミティアヌスが皇帝に就きます。ドミティアヌスは、ゲルマニア防壁の建設着手などの功績もありますが、元老院の反皇帝派を強硬に排除したことから元老院との激しい対立を生みました。最後は、執事の解放奴隷に暗殺され、元老院によって「記録抹殺刑」に処されます。これは、存在しなかったものとして、すべての痕跡を抹消するという処罰です。こうしたことにより、元老院派階級の歴史家が残した否定的評価のみが現在まで伝えられています。

ドミティアヌス暗殺後、元老院は早々にネルヴァを皇帝とします。このネルヴァから始まる5人の皇帝の時代が「五賢帝時代」といわれるわけですが、皇帝に即位したとき、ネルヴァはすでに高齢で、15カ月で病没します。高齢で子供もいなかったため、当初から臨時的につなぐための皇帝と考えられており、本人もそれを自覚していたのでしょう。皇帝というよりも調整役といった形で、元老院、市民、軍からの支持を集めるべく奔走し、早々にトラヤヌスを養子にして後継者に指名しました。ネルヴァは、皇帝としては不適格と評価され、五賢帝とされる理由は「トラヤヌスを後継者に選んだ一事のみ」などといわれていますが、ドミティアヌスが暗殺され、一呼吸が必要であった状況下において、ネルヴァのような穏健な調整役のリーダーがうまくかみ合い、安定した状況を次につないだのではないか、と思います。

4 五賢帝時代の全盛期

ネルヴァ没後、トラヤヌスが皇帝に即位します。それまでイタリア本土出身者の最上流貴族しか皇帝に選ばれたことがなかったのですが、トラヤヌスは、初めての属州出身皇帝でした。トラヤヌスは、ダキア戦争とパルティア戦争で功績を上げ、ローマ帝国の版図を史上最大にした他、内政にも努め、帝国全域で公共施設の強化・整備を図りました。真面目に皇帝という役割を務め、演じ、後世に残る功績を数多く打ち立てました。

通常、皇帝というものは、必ず批判的な意見や論評がありますが、トラヤヌスについては、同時代においても後世においても、また、能力も実績も人柄も称賛されており、非の打ちどころがありません。これは、トラヤヌスが優れた特性を持ち、リーダーとしてバランスよく行動したことに加え、元老院、市民、軍を含む国内外のあらゆる状況とそれらを構成する要素が、トラヤヌスというリーダーを中心に、見事にかみ合った結果です。これは意図して成せるものではないと思いますが、リーダーとしての理想的な形といえるでしょう。

トラヤヌスの施政で惜しまれることといえば、パルティアを完全に併呑できぬまま、病没したことでしょう。トラヤヌスには子供がなく、ハドリアヌスを後継者に指名したことになっています。歴史上、疑わしいとされていますが、円滑に皇位は継承されました。ハドリアヌスは、トラヤヌスがパルティア戦争によって属州としたメソポタミア、アッシリア、アルメニアを放棄して戦争を収束させ、東方の国境の安定化を図りました。そして、トラヤヌスの重臣たちを粛清しました。

こうしたことから、元老院とは緊張関係となり、市民からも信頼を失うのですが、税制の公正な実施、社会福祉への取り組みなどを大胆に実行し、市民からの人気を回復させます。そして、皇帝が不在でも完璧に機能するよう内閣組織を固めた上で、ハドリアヌスは、長期の視察巡行の旅に出ます。当時、皇帝が首都を離れる旅は軍事目的が多く、具体的な実務目的を持たない旅など、元老院や市民から反発を招くことでしたが、ハドリアヌスは、二度にわたって長期の視察巡行の旅に出かけ、在位21年中7年しか本国に滞在していません。それが許されるだけの市民からの人気と盤石な内閣組織を備えていました。そうまでしてハドリアヌスが望んだ旅の目的は、各地の巡察、防衛の再整備、行政の調整、統合の象徴としての皇帝の周知にあり、建設分野の一団も引き連れ、各地で公共工事も行いました。こうした長期の旅がありながらも、官僚制度の確立、法制度の整備、ユダヤ反乱の鎮圧など数多くの実績を残しています。

ハドリアヌスは、複雑な性格だったようですが、極めて現実的で、実績重視のリーダーでした。市民への人気取り政策もありましたが、それは手段に過ぎず、なすべきことを確実に遂行しました。長期の視察巡行の旅や文化面での功績などは、この時代の情勢なればこそですが、それも含め、ハドリアヌスのリーダーシップがうまくハマっていたのでしょう。

ハドリアヌスが亡くなると、養子のアントニヌスが即位したのですが、ハドリアヌスと緊張関係が続いた元老院は、「記録抹殺刑」の前段階ともいうべき、先帝ハドリアヌスの神格化を拒否する動議を提出しました。これに対し、アントニヌスは、元老院議員たちに先帝の神格化を粘り強く求め、元老院側が根負けした形で認められました。こうしたアントニヌスの行為から「敬虔なる者」を意味するピウスという称号がつけられ、「アントニヌス・ピウス」と呼ばれています。

アントニヌス・ピウスは「歴史のない皇帝」といわれていますが、これは23年間という長い治世の中で、目立った出来事がないためです。無策や怠慢のように思われがちですが、目立った事件や戦争などが起きていないということは、安定的に運営していたともいえます。アントニヌス・ピウスは何もしなかったわけではなく、新しいことはしなかった。それこそが自分の責務であると考えて行動したのです。

人事や安全保障などは先帝の方向性を継承し、紛争は外交で解決、大規模な公共事業は行わず、自費を投じて財政の立て直しを図り、健全な治世で国家資産を増やしました。アントニヌス・ピウスが亡くなるときには、帝国の国庫は、初代アウグストゥス以来の最高額になったといわれています。

5 リーダーの条件

平和と繁栄が続いた五賢帝時代の中でも、全盛期といえるトラヤヌス、ハドリアヌス、アントニヌス・ピウスの3人をごく簡単にご紹介しましたが、いかがでしたか。私の個人的な見解ですが、トラヤヌスからは「成長」「けん引」、ハドリアヌスからは「転換」「改革」、アントニヌス・ピウスからは「静観」「定着」といった言葉が連想されます。それぞれ全盛期を支えた優れたリーダーですが、性格や考え方も、行動や振る舞いも異なります。この全盛期を眺めてみると、3人の順序も含め、あらゆる要素がうまくかみ合っていたということがよく分かります。現在、「条件適合理論」や「コンセプト理論」を軸にリーダーシップ論が議論されていることもうなずけます。

ご紹介したリーダーシップ論から遡ること400年ほど、ルネサンス期の政治思想家マキャヴェッリは、リーダーにとって不可欠な3条件として、「力量」「好運」「時代への適合性」を掲げています。これもまた納得できます。マキャヴェッリは、古典から学んだ歴史上の人物をもとに思考したわけですが、ローマ史のみならず、歴史には多くのリーダー像のサンプルがあります。それらから学び、自分なりの形を見つけ、追究していくことがリーダーシップの第一歩かもしれません。

以上(2021年10月)
(執筆 辻大志)

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