2023年のプラスチックフィルム・シート・床材・合成皮革製造業は、事業所数が約2,000、従業者数は約8.6万人、製造品出荷額は約3.73兆円と概ね横ばいで推移しています。従業者1人当たりの生産性はおおむね維持される一方、原材料比率が約60%と高くコスト上昇が収益を圧迫。
品目別ではプラスチックシートや床材が出荷増で堅調なのに対し、合成皮革は従業者減と出荷縮小で停滞しており、製品間の業績差とコスト管理が当面の課題です。
1 業界動向
1)業界全体
2023年のプラスチックフィルム・シート・床材・合成皮革製造業の事業所数は2001事業所(対前年比99.7%)、従業者数は8万6083人(対前年比100.3%)、製造品出荷額等は3兆7315億7600万円(対前年比99.9%)となっています。
1事業所当たりの従業者数は43人(対前年比100.6%)、現金給与総額は2億1500万円(対前年比100.4%)、原材料使用額等は11億2500万円(対前年比98.1%)、製造品出荷額等は18億6500万円(対前年比100.2%)、付加価値額は6億4200万円(対前年比101.7%)となっています。
従業者1人当たりの現金給与総額は500万円(対前年比99.9%)、製造品出荷額等は4335万円(対前年比99.7%)、付加価値額は1492万円(対前年比101.2%)となっています。
製造品出荷額等に占める原材料使用額等比率は60.3%(対前年比97.9%)、同付加価値額比率は34.4%(対前年比101.5%)、同現金給与総額比率は11.5%(対前年比100.2%)となっています。

(出所:経済産業省「経済構造実態調査(製造業事業所調査)」を基に作成)
2)プラスチックフィルム製造業
2023年のプラスチックフィルム製造業の事業所数は761事業所(対前年比98.4%)、従業者数は4万1649人(対前年比100.5%)、製造品出荷額等は1兆9470億5500万円(対前年比99.2%)となっています。

(出所:経済産業省「経済構造実態調査(製造業事業所調査)」を基に作成)
3)プラスチックシート製造業
2023年のプラスチックシート製造業の事業所数は193事業所(対前年比103.8%)、従業者数は7196人(対前年比104.5%)、製造品出荷額等は2716億7800万円(対前年比109.7%)となっています。

(出所:経済産業省「経済構造実態調査(製造業事業所調査)」を基に作成)
4)プラスチック床材製造業
2023年のプラスチック床材製造業の事業所数は24事業所(対前年比104.3%)、従業者数は1519人(対前年比106.2%)、製造品出荷額等は829億7500万円(対前年比114.2%)となっています。

(出所:経済産業省「経済構造実態調査(製造業事業所調査)」を基に作成)
5)合成皮革製造業
2023年の合成皮革製造業の事業所数は23事業所(対前年比95.8%)、従業者数は2008人(対前年比89.4%)、製造品出荷額等は1018億8500万円(対前年比91.4%)となっています。

(出所:経済産業省「経済構造実態調査(製造業事業所調査)」を基に作成)
6)プラスチックフィルム・シート・床材・合成皮革加工業
2023年のプラスチックフィルム・シート・床材・合成皮革加工業の事業所数は1000事業所(対前年比99.9%)、従業者数は3万3711人(対前年比99.5%)、製造品出荷額等は1兆3279億8400万円(対前年比99.2%)となっています。

(出所:経済産業省「経済構造実態調査(製造業事業所調査)」を基に作成)
2 品目別・都道府県別出荷金額ランキング(2023年実績)
品目別・都道府県別出荷金額ランキング(2023年実績)は次の通りです。

(出所:経済産業省「経済構造実態調査(製造業事業所調査)」を基に作成)
3 経営指標

(出所:日本政策金融公庫「小企業の経営指標2024」)
(注1)( )内は、調査対象企業数です。
(注2)受取利息を加味できないなど調査項目に限界があるため、「黒字かつ自己資本プラス企業」でも損益分岐点比率が100%を超える場合があります。
以上(2026年3月更新)
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画像:Mariko Mitsuda







































