部下のためを思って指導したのに、「それ、ハラスメントです」と返されて、うんざりした経験はありませんか。管理職は経営者よりも部下と接する機会が多い分、こうした指摘を受けることも多いといわれます。ことを荒立てたくないとの思いから、ハラスメント問題を放置してしまうケースも多いと聞きます。
はたして、他の管理職はどう考えているのか、290人の管理職にアンケートを実施したところ、赤裸々な実態が明らかになりました(実施期間は2026年8月12日から8月18日まで)。
ハラスメントについて皆さんはどのように感じていますか? 是非、結果をご確認ください。
1 その指摘は「言いがかり」?
「部下から自身の言動についてハラスメントを指摘されたことがあるか」を聞いたところ、62人の管理職が「ある」と回答。ハラスメントについて部下から指摘を受けたときの正直な本音を聞きました。

「大げさ」「言いがかり」と感じた人が計83.8%に上りました。経営者ほど「大げさ」派が突出しておらず、「クレームに近い」と感じる人とほぼ半々に分かれているのが特徴です。
2 指摘については「特に何もしなかった」が最多
さらに、指摘を受けたときの対応について聞きました。

最も多かったのは「特に何もしなかった(聞き流した)」で35.5%。さらに「その場で相手に謝罪した」(33.9%)が僅差で続きます。自分から積極的には動けない管理職が多いようです。ちなみに、「特に何もしなかった(聞き流した)」理由は、次のようなところにありました。

「ことを荒立てないためには、沈黙しているほうがよいと思ったから」が72.7%に上ります。ハラスメントの問題は、会社側の対応次第で当事者が誰かなども含めて社内に知れわたってしまうリスクもあるため、管理職も行動を起こしにくいのかもしれません。
3 ハラスメントの指摘でパフォーマンスにも影響が?
ハラスメントの指摘が、自身の仕事の効率(パフォーマンス)に及ぼした影響について聞きました。

効率(パフォーマンス)の低下を経験した人は計53.2%に上ります。経営者よりも部下と日常的に顔を合わせる立場だけに、指摘後も気まずさを引きずりやすいのかもしれません。
ハラスメントは、違法なのかどうなのかの判断が難しい、いわゆる「グレーゾーンの問題」があり、その後の対応も簡単ではありません。大切なのは、法的な知識の習得はもちろん、現場で使える実践力を高めることです。例えば、次のシーンに遭遇したとき、皆さんはどのように対応しますか?
【ハラスメントについて考える実践テスト】
部下が担当していた案件で、納品物に不備があることが発覚……。上司は「すぐ取引先に謝りに行くぞ!」と部下に告げました。取引先に着くと、上司はすぐに先方に深く頭を下げて謝罪。しかし、部下はどうしていいか分からず……。

皆さんはこの事例、どのように感じましたか? ハラスメントの根底には、こうした経営者・上司と部下の感じ方のギャップの問題があります。ハラスメントは会社のパフォーマンスにも関わる重大な問題です。無視をせず、部下に迎合せず、毅然と対応するにはどうしたらよいか。その考え方を知りたい方は以下のリンクをクリックしてみてください。
【実践テスト(上の事例含め2問あります)に対する皆さんの考え、アンケートの感想などをお聞かせください】
※クリックするとGoogleフォームに遷移します
質問にご回答いただいた方には特典として、「ハラスメント実態リポート2026」を贈呈いたします。経営者・管理職・社員それぞれの立場から見たハラスメントに対する本音が赤裸々に表れた、ここでしか入手できないリポートです(ご回答の受付期間は2026年11月30日までとさせていただきます)。

以上(2026年10月作成)
pj00838
画像:日本情報マート



